県藤沢市弥勒寺に星下妙純寺を旧本山とし潮師法縁ある日蓮宗寺院「東燿山弥勒寺」は鎮座する。当寺の鎮座、存在から一帯の町名は弥勒寺となっている。創建は鎌倉時代の嘉禄2年(1226)北条泰時が開基し。本尊は日蓮上人と阿弥陀菩薩(行基作)で本堂内の正面に日蓮上人像、左脇に阿弥陀菩薩像を安置している。当寺は日祐により天正元年(1573)中興、日蓮宗に改宗した。正和4年(1315)火災で焼失し、日善が弥勒如来を祀る「弥勒堂」を建てた。 弥勒寺は当地の地名の由来となった古寺で創建は北条康時が父・泰時の三回忌にその菩提を弔うために建てた寺と伝えられている。元は本尊として弥勒菩薩を祀る法泉寺という禅宗の寺院であった。新田義貞の鎌倉攻めにより消失したが、その時弥勒菩薩は裏山の岩窟に奉安されて難を逃れた。後に山腹の弥勒堂に安置された。天正元年(1573)、村に病が流行ったとき、諸国行脚中の日蓮宗の僧日祐が村民の願いを入れて祈祷したことから、以後に日蓮宗に改宗し「弥勒寺」と称するようになった。藤沢駅南口から徒歩約20分JR東海道線交差する312号線沿いの一画に構えられている「山門」から入山すると参道正面に入り母屋造りの「本堂」、本堂右に「庫裏」がある。(2111)
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