相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

稲毛領主・稲毛館跡「枡形山廣福寺」

2021-11-23 17:20:21 | 寺院
多摩区枡形(枡形城址北側の麓)に源頼朝の御家人「稲毛重成館」跡に建つ真言宗寺院「稲毛山廣福寺」は鎮座する。承和年間(834~848)に慈覚大師が創建。鎌倉時代に長弁阿闍梨により中興。妻の死で出家した「稲毛重成」が中興して氏寺、菩提寺とした。本尊は平安時代後期作の木造聖観世音菩薩立像、木造地蔵菩薩立像。当寺の寺地は源頼朝の有力御家人の一人であった「稲毛三郎重成の館跡」であり、本堂内には桃山時代作の木造「五智如来坐像」(=稲毛重成)が祀られている。「観音堂」の裏には稲毛重成の墓=五輪塔がある。「稲毛領主菩提寺=稲毛館跡」と書かれた扁額が架けられている「山門」=寺号標を抜けると右手に「表門」、その正面に入り母屋造りの「本堂」がある。「客殿」、「鐘楼」の上の丘に「観音堂」と「地蔵堂」が門外韋駄天の社地に向って右にある。当寺は準西国稲毛33観世音霊場1番札所、武州稲毛七福神の大黒天である。境内は美しい紅葉に彩れ始めていた。(2111)
 
 
 
 
 




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美しい「夕焼け」との一会!!

2021-11-23 11:58:34 | 夕陽&夕焼け
公園の帰り西方の空を見上げると綺麗な「夕焼け」を見ることができた。夕焼けは夕暮れの西方の空が赤系統の色で染まる現象で 日没前に始まり日没後まもなく終わる瞬間的な天空のスペクタクルである。朝や夕方は太陽高度が低く日光が大気の層を斜めに通過することで大気の層が厚くなったことによる。朝焼けの場合はまず東の空が赤く染まりオレンジ色に変わり、やがて黄色くなり、次第に青く変化していく。夕焼けはその逆となり、この色の変化は「虹色」の順に変化していく。秋の夕焼けは一番美しいといわれ空が澄んでいるという証である。英語では「evening glow」(glowは光や輝きといった意味)でなんとも神秘的である。秋の日の黄昏時、夕焼けとの一期一会、コロナ禍にあって束の間の天体現象、心癒された瞬間である。(2111)
 
 
 



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枡形一円の氏神「枡形天神社」

2021-11-23 08:10:57 | 神社
川崎市多摩区枡形にこの辺り一円の氏神「枡形天神社」は鎮座している。当社は室町時代に稲目某が当地に定住、稲田姫を祭神とする式内社の男衾郡稲乃賣神社を勧請して創建と伝わる。稲田姫を韋駄天と誤って江戸期には韋駄天社と称していたが神仏分離令により「天神社」と改称した。古く「江戸名所図会」には「韋駄天神社」とも記されている。明治初期の神仏分離令により天神様と知られる菅原道真公が祭神となり「北野天満宮」に変わり、「北野天神社」とも呼ばれていた。足の速い神「韋駄天」の像は今もすぐそばにある「広福寺の守護神」として祀られている。祭神は建速須佐之男神、菅原道真。廣福寺の前の小高い丘にありかつてはこの村の鎮守であった。身體は二軀あり、一は社中に、一は神輿におさめて廣福寺の観音堂に祀られている。天神社の社号を掲げた「鳥居」から急こう配の石段を揚がると正面に灯した「社殿(拝殿)」がある。見晴らしのいい境内からは向ヶ丘の街並みが見渡せる。(2111)
 
 
 
 
 


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