相模原市南区大野台3丁目から南区相模台3丁目までの総延長5kmの間にもと農業用の「畑かん水路」を埋めて整備した道である「さがみの仲よし小道」は。昔、相模原台地は水がないため作物がとれず苦労していた。終戦後の食料不足の時期に「この農地に水があれば」と昭和23年から38年までの16年を費やし水路が作られた。「西幹線用水路」と言われたこの水路は、相模原市の虹吹から藤沢の葛原まで19kmに及ぶものである。通称「畑かん水路」と呼ばれて親しまれてきた。昭和52年、緑道として整備し、地域のコミュニティーラインとして利用することになった。整備進み相模原市内では総延長5kmのうち3.5kmが生まれ変わった。小道の両サイドには花壇が作られて四季の花で彩られる。その花壇の一画では何と珍しい季節外れの「ツツジ」が一株濃ゆいピンクの花姿を披露中であった。ツツジ科 ツツジ属の庭木花木である。古くから栽培されるツツジは日本人に最も親しまれている植物の一つ。年の瀬というのに比較的穏やかな天気、気温に惑わされ開花してしまったようで、俗にいう「狂い咲き」かも?知れない。(2412)
多摩センターの「パルテノン大通り」は今、58本の楠木、両サイドの植え込みににLED40万球が煌めくイルミネーションが点灯し、駅前から光の回廊~ジュエリーロード化している。パルテノン大通りのセンター、「丘の上プラザ」を左折するとお城のようなおもちゃ箱を積み上げたような可愛らしい建物「サンリオピューロランド」が目に飛び込んでくる。まるでお伽の国のようなメルヘンなここは「サンリオキャラクター」に会えることが一番だが、他にも本格的なミュージカルやパレードを上演していて子供達には大人気なのは勿論、大人まで楽しめる屋内型テーマパーク「サンリオピューロランド」である。当テーマパークは株式会社サンリオの子会社である「株式会社サンリオエンターテイメント」が運営している。開園は1990年12月で30年の歴史を刻んでいる。面積45,900㎡で日本武道館の約4倍のパーク内は「ピューロビレッジ」、「レインボーホール」、「サンリオタウン」のエリアで構成されている。中は屋内型の施設となって天候に関係なく思いっきりサンリオの世界を体験、満喫できるとあって子供たちには大人気のテーマパークである。(2412)