座間市入谷に残された里山の風情が生かされた自然と触れ合える座間の唯一のオアシス」ともいえる「県立座間谷戸山公園」はある。総面積32haの園内には「パークセンター」、「サンクチュアリ」、「水鳥の池」、「里山体験館」、「湿性湿原地帯」、「シラカシ観察林」、「昆虫の森」、「スギ・ヒノキ観察林」、「湧き水の谷」、「クヌギ・コナラ観察林」、「伝説の丘」、「星の谷街道・巡礼街道」、「炭焼き小屋」が配置されている。当園には人工林を含め3ヶ所の観察林があり全体で数万本の木が植栽されている。12月に入り当園もモミジ、落葉樹が「紅葉」し初冬への衣替え中である。特にパークセンター周りのナンキンハゼや他の木々が赤に黄に橙に色づき始めまるで友禅染を観ているような美しさとなってきた。(2412)
相模原中央区上溝に「道保川」の源流を生かして造られた「道保川公園」ある。広さは東京ドーム約1.6個分の7.7haというコンパクトな当園には3月終り頃には本数は少ないが「カタクリ」の花が咲き、夏には「ホタル」が飛び交う上溝のオアシスである。園内は遊歩道が整備されその随所に植栽された樹木、落葉樹の主役の「モミジ」や「カエデ」は深紅、そして「広葉樹」は来年にそなへ葉から栄養補給行ってい黄から橙色へと最後の「いのち灯」を燃やしている。池の周辺には刈り込まれたドウダンツツジが真っ赤に色づいている。今、園全体が紅葉のベールを纏うかのような「錦秋美」を大披露中である。その紅葉を映しこむ「池」では「カモ」が優雅に泳ぎなんとも長閑である。(2412)