相模太夫の旅録=Tabi Log

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禅宗へ改宗した大宮の名刹「大宮山東光寺」

2018-01-13 13:56:09 | 寺院
さいたま市大宮区宮町に曹洞宗寺院「大宮山東光寺」はある。大治3年(1128)頃、紀伊国の熊野那智山の天台宗の寺院「青岸渡寺」光明坊の僧侶・宥慶阿闍梨が関東へ下った際、足立原に宿泊し、大宮黒塚において悪鬼を法力によって退治し坊舎(庵)を建立(創建)。東光坊(熊野の光明が東国に輝いたの意味)と号して開創。永享年間(1429〜1440)に天台宗から曹洞宗に改宗した。本尊は薬師如来を正面に釈迦三尊、そして達磨大師、大権修利菩薩の6体の仏像。大宮駅より2号線へ出て、宮町2丁目信号を左折、すぐそばに真新しい「山門」が構えられている。左右には現代的な「SARA地蔵像」とYUME観音像」が祀られている。境内正面に平成初期に建立の「本堂」、左に「東光殿」、「涅槃堂」、右に三階建ての「客殿」、「地蔵堂」、「だるま堂」、「釈迦堂」、「六地蔵」、「金富貴地蔵尊」がある。当寺は草創以来880余年の歴史がある名刹で、「新編武蔵風土記稿」にも取上げられおり「中仙道」を往来する文人墨客が足を留めた所でもあり歴とと現代が融合した味わい深い寺域となっていた。(1801)












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