相模原市南区下溝にある総合公園「県立相模原公園」のハナミズキゲートから入ると正面に総ガラス張りの「サカタのタネ グリーンハウス」の温室と建物が見えてくる。ここには約400種の熱帯植物が咲き競う南国ムードに満ちた大温室(面積は1087㎡=328.8坪)がある。1階が「トロピカルガーデン」、2階が「カクタスガーデン」となっている。その2階にサボテンの王様と言われている「キンシャチ」(金鯱 )が大群衆を創り展示されている。大きいもので高さは1m以上にも達する大型のサボテンである。寿命は最長で30年程度と推測され小さな黄色い花が頂部の冠の付近に咲くが約20年以上経た個体のみが花をつける。気に長いお話である。鋭い棘は長く直線またはわずかに湾曲して黄色味を帯びている。野生の状態では極めて稀でIUCNレッドリストの「絶滅寸前」(絶滅危惧IA類)に指定されている希少な植物。大事に育成維持してもらいたいものである。(2010)
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