相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

高幡不動尊と呼ばれている「高幡山金剛寺」

2021-10-01 08:08:23 | 寺院
日野市高幡に関東三不動の一つで「高幡不動尊」「高幡のお不動さん」と呼ばれている真言宗智山派別格本山の古刹「高幡山金剛寺」はある。創建は平安時代初期の大宝年間(710)。本尊は不動明王である。慈覚大師円仁が清和天皇の勅願によって当地を東関鎮護と定め山中に「不動堂」を建立、「不動明王」を安置したのが興りである。駅前商店街を参道が続き信号先に重厚な「仁王門」(楼門=重要文化財)が構えられている。その右正面に「不動堂」、その背後に「奥殿」(寺宝殿)、左には当寺で最も高い朱色の「五重塔」(45m)が聳え、塔の周りには「聖天堂」、「大師堂」、「虚空蔵院」、「弁天堂」が建ち並ぶ。境内奥には高幡山の総本堂「大日堂」(鳴り龍)が佇んでいる。四季の道を上がっていくと鐘楼があり四季の花々で彩られる多くの人に親しまれている。古刹と称され歴史的価値を有する数々の堂宇(伽藍)は見応え十分である。当寺は幕末の新撰組「近藤勇」と「土方歳三」の菩提寺であり、総門の先に土方歳三像と顕彰碑が建てられている。(2109)
 
 
 
 



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