台東区上野に広大な面積を誇る「上野恩賜公園」はもともと「東叡山寛永寺」の境内でありその名残として伽藍の数々が建ち並んでいる。不忍池「弁天堂」も伽藍の一つであるが、その右隣に鎮座する「大黒天堂」もその一つである。木造建物で瓦屋根装飾が重厚で見ごたえある堂である。大黒天は七福神の一つで食物、財福を司る神として祀られ庶民に親しまれている豊太閤護持の看板と赤い幟が建てられている。ここの大黒様は豊臣秀吉公が大切にしていたという「三面大黒天」(七福神の「食料や富を授ける」大黒天、「武力や勇気を授ける」毘沙門天、「美や才能を授ける」辯才天が合体)を祀るお堂で、幕末の戦争や太平洋戦争の難を免れ今日に伝わっている。「大黒天」は福を授ける神、福を招く神として知られ、家門繁栄や富貴を齎すといったご利益があり参拝が絶えない。(2203)
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