港区白金に藤沢清浄光の末、時宗寺院「冬嶺山松秀寺」(本寿院)はある。遊行第二世他阿真教上人が嘉元年中(1303-1305)下高井戸に創建、当初は「佛頂山常光寺」と称していた。紀州菩提心院殿徳川宗将の帰依を受け宝暦2年(1752)高井戸から当地へ移転した。明和年中(1764-1771)現在の寺号に改称した。本尊は阿弥陀如来。社歴は古く700年以上の古刹である。時宗は鎌倉末期に興った浄土教の一宗派で鎌倉教のひとつである。東京メトロ南北線白金高輪駅(出口3番)の目の前に「山門」が構えられている。左手に墓所、右手に一遍上人像。その前方右に寺務所と庫裏、その奥に鉄筋コンクリート造りの二階建て六角形の「本堂」がある。熊野社、稲荷社、大黒天社がある。当寺に安置の徳一大師作の「延命地像菩薩」は霊験あらたかと称せられ「日限地蔵」と呼ばれている。(2009)
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