神奈川から羽田空港へ行くには相模鉄道で海老名から横浜へ出て京浜急行を利用するか、浜松町からモノレール、ちよっと割高だが相模大野・町田から空港バスのどれかであった。先月中旬に国土交通省はJR東日本による「羽田空港アクセス線」2029年度開業へ鉄道事業を許可した発表。JR東日本の「羽田空港アクセス線」は「東京駅」から「羽田空港」まで18分という短時間で羽田空港へアクセス可能となるようである。今回整備される新線「羽田空港アクセス線」の運行ルート(整備区間)は「東京貨物ターミナル駅」から「羽田空港新駅(仮)」間の約5.0km。整備駅数は羽田空港新駅(仮)の1駅である。発表事業概要は「羽田空港新駅(仮)」からで「東京貨物ターミナル駅」を経由し貨物線の大汐線(1998年に休止になった貨物線)を通り、田町駅付近で再びトンネルに進入し「上野東京ライン」(東海道本線)に接続し、「宇都宮線」、「高崎線」、「常磐線」方面を東京駅経由で結ばれることになる。事業費は3000億円(車両費を除く)。令和11(2029)年度の開業予定ということで1日当り72本(1時間当り4本)が運行(計画)される。またJR東日本の羽田空港アクセス線では東京駅方面に向かう「東山手ルート」、「りんかい線」に乗り入れ新宿駅方面へ向かう「西山手ルート」、新木場駅方面へ向かう「臨海部ルート」も計画(構想)されている。列車は地下の羽田空港新駅(仮)を発車したのち、今回新規に建設される「アクセス新線」の地下トンネルを走り、地上に出て東京貨物ターミナル駅へ到着する。羽田空港新駅(仮)は第1ターミナルと第2ターミナルの間、首都高湾岸線などの下に同じ向きで設けられる(京急羽田空港第1・第2ターミナル駅の北側)。ホームは15両編成対応の島式1面2線。1つのホームを2本の線路で島のように挟み込む構造である。この新鉄道事業が完成すれば羽田へのアクセスがより向上することが期待される。(2102)
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