相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

鎌倉武士小山田有重の居城跡にある「補陀山大泉寺」

2016-08-26 11:11:51 | 寺院
町田市下小山田にかつて町田地方の大寺であった曹洞宗の寺院「補陀山大泉寺」はある。永亨年間(1429~40)無極慧徹により開山。ご本尊は聖観世音菩薩。この地はもともと鎌倉武士「小山田有重」の居城跡で標門より長い桜並木の参道を進むと重厚な「山門」が構えられている。その階上には「十六羅漢像」が安置されている。境内の周囲は杉木立ち、深い林に囲まれ風情ある寺域には「惣門」、「仁王門」から始まり正面に鉄筋コンクリート造り、屋根は入母屋千鳥破風付銅葺の「本堂」、木造入母屋造りの「観音堂」、「開山堂」、「禅堂」、「経堂「、「神楽堂」等の伽藍で形成されている。そして三基の「宝篋院塔」(供養塔)、「妙典千部塔」、「常夜燈」、「敷石供養塔」、「五基の古石」」と古の興亡の歴史が窺える。小山田氏の領内だった一部が今は「小山田緑地」として市民の憩いの場、オアシスとなっている。(1608)










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