相模原市南区の唯一「菊のイベント」と言えば新磯の「ざる菊花見会」である。磯部の勝坂遺跡公園近く牧草地だった農地に南足柄市から「ざる菊」を譲り受け2009年に栽培を開始した。750坪ほどの緩やかな斜面に8種類、1300株の赤、白、黄色、ピンク、紫の「ざる菊」が植えつけられている。外見は本当に「ざる」を伏せたようにこんもりと丸い形をしていることから「ざる菊」と言われている。その「ざる菊」を主役とした「花見会」15日まで開催中である。6日前訪れた時は肝心の主役の「ざる菊」は黄色が10株ほど開花の兆しを見せていた。今日は黄色のざる菊が開花が早く30株、赤のざる菊はまだ殆ど蕾であるが10株ほど咲き始めている。全体的にはまだ緑々しているがおり、やっと1分咲きから2分咲きになって来た所である。まだ全体的に緑色であるが菊模様の片鱗が見え始めていた。(2411)
町田市原町田に原町田の鎮守で菅原神社、南大谷天神社と並んで町田三天神の一つ「町田天満宮」は鎮座している。「天神」、「天神さん」と呼ばれ市民に親しまれている。創始(創建)は天正10年(1582)。原町田村が本町田村から分村を機に、それ以前から古い祠があった現社地に菅原道真公をお祀りしたのが興りである。嘉永6年(1853)京都の神祇伯・白川家より「町田天満威徳天神」の社号を賜る。明治以降は菅原神社と称したが、昭和39年(1964)日枝神社、大綱神社を合祀し「町田天満宮」と改称した。御祭神は文教の神「菅原道真公」、併祭神は大山咋命と宇加能御魂神。現在の神殿は昭和42年(1967)に造営。境内には稲荷社や飯綱社、山王社を併社として祀ってある。菅原道真を祀る神社らしく小さい梅林を配し、参道脇には臥牛の像が置かれている。折しも子の健やかな成長を祝う日本の年中行事でもある「七五三」とあってお参り数家族がに列をなしていた。(2411)