座間市座間に座間の古刹であり家康公ゆかりの浄土宗寺院「来迎山宗仲寺」は鎮座している。当寺は徳川家康の重臣であった高遠藩初代内藤清成が実父「竹田宗仲」の菩提のために鎌倉岩瀬の大長寺第4世・源栄上人を開山として慶長8年(1603)創建したと伝わる。本尊は阿弥陀如来。徳川家康公が鷹狩りの際には当寺に立ち寄ったとされる。元和3年(1617)家康公の霊柩が久能山から日光へ遷御される際に一行が座間宿にて休息したと伝えられる。当寺の「山門」右手にある「大樹銀杏」(幹回り約5m、高さは約10m)は家康公お手植えである。境内には幻想的な幽玄「月影の泉」が数年前完成した。「山門」を抜けると左手奥に入り母屋造りの荘厳な「本堂」、本堂左手に「鐘楼」、「水子観音堂」、「清浄殿」がある。本堂の裏の墓域の一画にある「彫刻の広場」には「河津桜」5本と「紅梅と白梅」10本ほど植栽されている。(2410)
家康公お手植えの大銀杏
家康公お手植えの大銀杏
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