母親が新しいボーイフレンドと同居するために引っ越して女子校から共学の学校に転校することになった11歳の少女アナベルが、隣人のレイチェルら新しい友人とは楽しくつきあいながら、レイチェルの兄のジャクソンをはじめとする意地悪でやんちゃな男子たちに悩まされ、悪ガキをおとなしくさせる方法は犬のしつけと同じと思いつき、新居で飼う犬への対応を試しながら男子との関係を試行錯誤する青春小説。
毅然とした態度ではっきり要求し、どちらがボスか態度で知らせるって。うーん、大人になってみると、小学生の男子って、まぁ犬というか小猿みたいなもんだからそうもいえますが。でも子どもの頃は子どもなりに考えが、なかったかなぁ。
エンディングはほんの数ページでそれまでの路線を離れて、当たって砕けろ的な、自然体風な、青春ものらしい対応に行くのですが、なんかある意味自己啓発セミナーっぽいともいえるし、自己啓発セミナーやマニュアルへのアンチテーゼっぽくも読めるしという展開。さらっとしていいとも感じられますが、もう少し書き込んで欲しかったようにも思えます。

原題:boys are dogs
レスリー・マーゴリス 訳:代田亜香子
PHP研究所 2010年8月3日発行 (原書は2008年)
毅然とした態度ではっきり要求し、どちらがボスか態度で知らせるって。うーん、大人になってみると、小学生の男子って、まぁ犬というか小猿みたいなもんだからそうもいえますが。でも子どもの頃は子どもなりに考えが、なかったかなぁ。
エンディングはほんの数ページでそれまでの路線を離れて、当たって砕けろ的な、自然体風な、青春ものらしい対応に行くのですが、なんかある意味自己啓発セミナーっぽいともいえるし、自己啓発セミナーやマニュアルへのアンチテーゼっぽくも読めるしという展開。さらっとしていいとも感じられますが、もう少し書き込んで欲しかったようにも思えます。

原題:boys are dogs
レスリー・マーゴリス 訳:代田亜香子
PHP研究所 2010年8月3日発行 (原書は2008年)