イット・エンズ・ウィズ・アス(2023年10月12日の記事)で、離婚してシングルマザーとなったリリーと、リリーが16歳の時の初恋の相手で当時はホームレスだったがボストンで成功したレストランのシェフとなったアトラスが、改めて関係を作っていくラブ・ストーリー。
前作の読者へのファンサービスという色彩が強く、前作でのエピソードを繰り返し拾いながら、一面で純情に、一面で大胆に恋愛のステップを踏んでいきます。前作同様、DV被害者へのメッセージとエールを送る目的で書かれているものと思いますが、前作よりそのニュアンスを薄め前向きの楽しさの方を打ち出している印象です。
私には、脇役ですが、アトラスの相談役の12歳のゲイのセラピストが微笑ましく好ましく思えました。
原題:IT STARTS WITH US
コリーン・フーヴァー 訳:相山夏奏
二見書房 2023年8月25日発行(原書は2022年)
前作の読者へのファンサービスという色彩が強く、前作でのエピソードを繰り返し拾いながら、一面で純情に、一面で大胆に恋愛のステップを踏んでいきます。前作同様、DV被害者へのメッセージとエールを送る目的で書かれているものと思いますが、前作よりそのニュアンスを薄め前向きの楽しさの方を打ち出している印象です。
私には、脇役ですが、アトラスの相談役の12歳のゲイのセラピストが微笑ましく好ましく思えました。
原題:IT STARTS WITH US
コリーン・フーヴァー 訳:相山夏奏
二見書房 2023年8月25日発行(原書は2022年)