ポーランドで生まれ12歳の時に怪物たちに追われて親元を離れウェールズの島にある孤児院に送られてその孤児院は魔法で子どもたちが怪物から守られていてそこで空を飛べる女の子や体の中にミツバチの群れを飼っている男の子や大きな岩を頭の上まで持ち上げられる兄妹や透明人間などとともに暮らしていたという祖父の言葉を、子どもの頃は信じていたが、いつからか祖父の妄想と受け止めボケていると思ってきたところ、15歳の時に祖父が森で深い傷を受け、「島へ行け」といくつかの謎の言葉を言って死亡し、そのそばの暗がりに祖父が描写していた姿の怪物を見つけたジェイコブ・ポートマンが、フロリダからウェールズの小さな島ケアンホウム島に向かい、祖父がいた孤児院とそこを魔法で守っていたという1羽の賢い鳥を探しに行くというファンタジー小説。
母一族がフロリダ州に115店舗を展開するドラッグストアチェーンで修行中の身で店長が自分をクビにできないのをいいことにやりたい放題にしている人物が主人公で、人物的にはまったく共感できません。もっとも、冒険に出た後は人の悪さは顔を見せずあまり気にならなくはなるのですが。
「大きく開いた口からは長いウナギのようにのたうつ舌が何本もはみ出している」(上巻45ページ)という怪物とそのスケッチ(上巻50ページ)は、「バイオハザード」のアンデッドみたいですが、これはよくあるイメージなんでしょうか。
原題:MISS PEREGRINE'S HOME FOR PECULIAR CHILDREN
ランサム・リグズ 訳:金原瑞人、大谷真弓
潮文庫 2016年12月20日発行(原書は2011年)
母一族がフロリダ州に115店舗を展開するドラッグストアチェーンで修行中の身で店長が自分をクビにできないのをいいことにやりたい放題にしている人物が主人公で、人物的にはまったく共感できません。もっとも、冒険に出た後は人の悪さは顔を見せずあまり気にならなくはなるのですが。
「大きく開いた口からは長いウナギのようにのたうつ舌が何本もはみ出している」(上巻45ページ)という怪物とそのスケッチ(上巻50ページ)は、「バイオハザード」のアンデッドみたいですが、これはよくあるイメージなんでしょうか。
原題:MISS PEREGRINE'S HOME FOR PECULIAR CHILDREN
ランサム・リグズ 訳:金原瑞人、大谷真弓
潮文庫 2016年12月20日発行(原書は2011年)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます