Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

夜の露天風呂

2014年02月10日 22時52分12秒 | 山行・旅行・散策
 夜の露天風呂では雲は無かったが月と木星だけが目に付いた。塀と建物、山と東屋に遮られてしまった。それでも冷たい外気がうれしい。夕刻よりも湯の温度が少し高い。その代わり湯船の外の自然石が冷たく気持ちがいい。

 郡山からの水郡線は電化がされていないようで、電線と線路沿いの電柱等が見当たらない。しかしそのために景色が大変新鮮である。風景が広々として、せわしくなく、ゆったりとした気分になる。
 郡山からしばらくは電柱も線路脇にうるさかったが、それでも薄曇りの空のもと、柔らかい電柱の影が雪原にほんのうっすらと映り、目に心地よかった。初めて訪れるにしては緊張しなかった。電柱の影が無いことに気付いてから一層心がほぐれた。たった2泊の雪見旅行だが訪れて良かったと思った。
 帰りは時間がかかるが水戸経由の方がいいかもしれない。だが新幹線の切符も買ってあり、妻の同意は難しい。

 取り敢えず今晩は早寝。 

猫啼温泉に到着

2014年02月10日 15時10分39秒 | 山行・旅行・散策
 郡山から水郡線で磐城石川で下車。歩いて10分程で「和泉式部ゆかりの宿」と記されてある井筒屋という大きな立派な旅館に到着。一泊の値段からは想像出来ない。
 途中の幹線道路は歩道があるものの、半分は雪に埋もれたまま。人が歩かないから雪掻きはしないのか、雪掻きをしないから人が歩かないのか。20センチ以上の深さの雪には4~5人の足跡ばかり。慎重にそれをたどった。雪の翌日らしい雰囲気を味わった。
 雪を見たい、味わいたいという願望は果たせた。

 友人の話では石川町に自由民権運動の碑があるとのこと。町立歴史民俗資料館があるので明日はまずそこを訪れてみて、聞いてみようと思う。

 ここの温泉は湧出温度8℃とのこと。ずいぶん冷たい。普通湧水は15℃前後かと思っていた。珍しいような気がする。


雪見酒

2014年02月10日 04時23分24秒 | 山行・旅行・散策
 雪に覆われた雑木林というのは見ていて飽きることがない。一本一本の木に表情がある。表情が生きている。私の見た限りの、四国から東北にかけての森や林の雪景色は、木々のみずみずしい生命力を感じる。北海道の森では厳しい寒さに耐えて身を構えた強さを感じる。
 昨日見たシベリアに流刑になった画家はかの地でロシアのシンボルツリーである白樺を「死」の象徴として描いたとの解説があった。
 歴史・状況と、気候・風土の違いを痛切に感じた。

 昨日にコメントいただいた。ここでお答えを・・。
 お酒を隠し持って入ったのは、お風呂での飲酒が歓迎されないから。ガラスの器は危ないのでペットボトルに移し替えて、人が少なくなると飲む。
 昨日は初め子供がいたので飲まなかった。先客3名も子供が出ていったら、すぐにビールを、チビチビやりはじめた。私もタオル入れに隠し持ったお酒を岩陰に置いて大雪を肴に汗をいっぱい出しながら楽しんだ。
 少しぬるめの露天風呂だから出来る。時々湯から出て、のぼせない工夫が大切である。

 本日はお昼は福島市内で。何を食べようか思案中。