Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「南部鉄器」展&井上雅之「光のかたち、その変容」展

2014年02月26日 20時38分14秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 本日は汐留ミュージアムで「メイド・イン・ジャパン 南部鉄器」展と井上雅之個展「光のかたち、その変容」というの二つを巡ってきた。

   

 江戸時代の重厚で、武骨なかたまりのような鉄瓶・鉄釜から現代の小型な製品に至るまでの、南部鉄器の概略が示されている。
 最近は直接火にかけないことを条件に赤や白や緑・鍋敷きなどの作品が並んでいる。
 私が今持っている南部鉄器は小さなお猪口くらいである。このお猪口なかなか手になじんでくれてとてもうれしい。この南部鉄の展覧会は直接火にかけることのできる鉄瓶のひとつ位は欲しい。
 残念ながら私の手が出るほどの製品はなさそうだ。また内田繁のデザインになる茶室なども見てきた。
 私はけばけばしい着色の作品よりも昔ながらの武骨な黒い肌、白金の肌の、直接火にかけられる製品が好みだ。ポットとしての着色された製品も確かに魅力はあるのかもしれないし、現代に生き延びる方向かもしれないが‥。

 そして銀座の松屋前の井上画廊では、直接井上雅之氏と懇談させていただき、作品の解説や色、線に込めた思いを教えていただいた。いつも勉強をさせてもらっている。感謝である。



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「世紀の日本画」展

2014年02月26日 11時22分54秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
   


 昨日は「日本美術院再興100年特別展「世紀の日本画」」を見てきた。日本画というのを最近をよく見るが、「日本美術院」という枠で見るのは横浜美術館で横山大観展、下村観山展を開催してからである。
 先日は「天心」という映画も見た。岡倉天心については「茶の本」を10代のころに読んだ記憶があるだけで、それ以来ご無沙汰していた。

 しかし古代の記録また記紀や伝承に基づく人物像、あるいは仏画などの作品はどうも私にはしっくりこないので昔から今に至るまで敬遠気味である。狩野芳崖の作品を除いてであるが。

 今回、前期の展示作品を見て、そういった題材から離れた作品は1970年代以降のような気がした。
 天草(小山健、1971)、雪の最上川(小松均、1979)、霧氷(吉田善彦、1979)などが印象に残った。
 他にもあげたかったが、出展作品一覧にチェックを入れるのをしなかったので、忘れてしまった。記憶力を過信したようだ。あるいは夕方からのお酒で記憶が失われたのかもしれない。
 後期は特別観覧会が3月1日に行われるので参加する。その時はメモを取ることにしよう。




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またも飲み過ぎ

2014年02月26日 10時19分12秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 昨晩は飲み過ぎてしまった。久しぶりに会った中学・高校の同期生で、かつ同じ就職先だった友人と二人で。生ビール1杯と日本酒1合、さらに黒糖焼酎のお湯割りを4~5杯も飲んでしまった。
 家についてからそのまま寝てしまったが、朝3時ごろふと目が覚めてから、支払いをした記憶が無い。財布からはお札は消えているから払ったようである。しかしどこかに落としたかもしれないという思いがどうしても拭いきれない。しかも私の方が高いお酒を飲んだから、余分に払わないといけないと思っていたことは記憶があるが、店を出てからの記憶がないのである。
 これはまずい。昨年は一人で入ったお店で支払いをしたかどうかの記憶がなくなった。横浜駅で電車を降りて歩いて帰ったことはちゃんと覚えている。
 また二人で話した内容は覚えている。学生時代のこと、子供のこと、仕事のこと、病気のことを話したと思う。ただし、過去のことばかりであったことは確かだ。これからの生活についてはあまり話した記憶がない。ただ私の受講している講座の案内パンフは参考までに渡した。勉強する気でいることは確かなようだ。

 多分敗因は最後の1杯だと思う。反省、といつも反省ばかりしている。猿回しの猿がすれば立派な芸であるが、私がしても愛嬌にすらならない。

 朝食時にはだいぶ水分を摂取して、温い朝風呂で汗を流した。しかし頭がまだ多少痛い。




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