Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

夢の話

2014年02月02日 14時27分01秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 このブログにリンクを貼っている「如月より」の大納言様が夢について記述している。

 私は昔、夏目漱石の「夢十夜」を読んで、自分も夢の記述をしようと考えたことがある。まだ10代の半ばころのことであった。その時分は確かに夢を見ていた。しかし記述しようとするとどうもうまく記述できなかった。記述する能力に欠けていたと思う。また文章を書く訓練もしていなかった。語彙も貧弱だったと思う。少しも書けずに放り出した。
 そんなことをすっかり忘れてしまっているうちに、20代になったころ、また夢が気になった。いつも何かに追われる夢を見るようになった。夢に唸らされて目が覚めることが続いた。何かに脅迫されているような切羽詰まった感じの夢を連続してみるようになったと思う。しかし記述しようということはしなかった。
 そのような夢も20代半ばには見ることもなくなり、それ以来これまで夢を見た記憶がない。夢は多分、確かに見ているとは思うが、朝になって目が覚めるとまったく覚えていない。時たま、年に数回程度「夢を確かに見たような記憶」が目覚めた朝に残っていることがあるが、どんな夢だったのかまるで記憶にない。
 最近は眠りが浅いようで、寝入っても短時間でいったん目が覚める。1時ころに就寝して3時ころ、5時ころと二度ほど目が覚め、8時近くに起きる。5時から8時の間が一番「寝た」という実感が湧く時間帯である。
 それでも夢についての記憶がまったくない。
 妻に言わせると「幸せだね」という。妻は時々夢でうなされたと思い目が覚めることがある。私が起きていると妻は「今うなされていなかった?」と聞くが、そんな様子はいつもまるでない。しかしいろいろな夢を見ているようで、時々語って聞かせてくれる。なかなか面白い舞台、お芝居の内容を聞かせてくれる。かなりしっかりと覚えているようだ。
 妻の話を聞きながら、夢についての記憶がない私は、時空を自在に駆け巡る夢の世界を味わってみたいといつも思う。

 どうしたら夢を見ることができるのであろうか。ふとした弾みで夢を見て、記憶している自分があったらどうするだろうか。きっと記述しようと試みると思う。




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風邪は峠を越したか?

2014年02月02日 12時03分03秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 昨日の朝はつらかったが、昼に近づくにしたがい徐々に体が動くようになってきた。退職者会の「新春のつどい」の会場まで、当初は歩いて行く予定であったが、本調子ではないのでみなとみらい線を終点まで利用。受付と会計の業務や実行委員としての業務が無事終了したころには、かなり回復。会費と120名を超える参加者数が一致してホッとした。
 久しぶりに顔を合わせた昔の仲間と話しながらビールを少々。しかし食事をとる気持ちと時間のゆとりはなかった。全体の記念撮影の終了後の、実行委員の慰労会でようやく料理を口にした。10時45分に集合してから17時過ぎに解散。会場になったお店でチャーシュー饅を購入して帰途についた。
 そのあとはぶらぶらと中華街から自宅まで歩いて帰宅。速足で歩くのはしんどかったので、ゆっくりとみなとみらい地区の明かりを見ながら歩いた。

 途中で購入したウーロン茶を1本飲んで水分補給。体に染み入るように感じた。妻はテレビで放映中の、寅さんの映画(葛飾立志編)を見ていたが、私は15分も見ないうちにベッドへ直行。いったん寝てから1時ころに入浴。ゆっくり歩いたとはいえ汗はかいていたので、さっぱりした。

 今朝、目が覚めると随分気分がいい。振り返ると31日(金)が一番つらかったと思えた。風邪の症状は峠を越えたようだ。喉が若干かすれて、いがらっぽいのは昨日会話が弾んだためだと思われる。
 本日は、小雨模様で舗道が濡れている。外に出かけないでおとなしくベッドで横になっていようと思っている。