Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

メールシステムの異常への対応

2014年10月04日 23時43分36秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 先ほどヤフーのメール画面を確認したところ、次の報告がアップされていた。

(10月4日 午後4時30分 第8報)
9月30日午前9時20分頃からYahoo!メールのアクセス障害が発生しておりましたが、本日午前6時57分頃に解消いたしましたのでお知らせいたします。
お客様には長期間にわたり、ご迷惑ならびにご不便をおかけいたしましたことを深くおわび申しあげます。
障害発生期間中にお客様宛に送信されてきたメールは、受信されずにエラーメールとして送信元に戻っております。そのため、お客様にはお手数をおかけし大変申し訳ございませんが、お心当たりがある場合は送信元にご確認いただきますようお願い申しあげます。
また、障害の対象となった3,794,777 IDのうち7 IDのお客様のデータの一部に破損を示すエラーが発生しており、そのエラーを解消することができませんでした。該当のお客様へは、すでにおわびとご連絡をさせていただいております。
※上記7 ID以外のお客様のデータには、破損を示すエラーは検出されませんでした
引き続き本障害の原因の特定を進めるとともに、再発防止策の策定を行ってまいります。
お客様には、長期間にわたりサービスのご利用をお待ちいただくことになり、多大なるご迷惑およびご不便をおかけいたしましたことを心よりおわび申しあげます。
(以下略)

 これによると7IDの方を除いて本日の朝までかかったようだ。ほぼ丸4日間、380万IDの方に巨大な空白期間をもたらした。
 報告では原因について、現時点では「システムの冗長性やデータの保全性を維持できないレベルのハードウエア障害が発生したため」と述べるにとどまっている。

 まずは自分が7IDの中に含まれていなかったことを安堵するだけである。どのような緊急なメールがあったかは不明だが、私の生活に支障はとりあえずなかったと思う。私の人生において重大な事態が発生していれば、発信者は他の通信手段で連絡を取ってくれたはずであるから。
 この7つのIDの所有者が今後どのような対応をするのかはわからない。私のアドレスが破損していたら、あるいは過去の送受信テータが破損していたらどうしたらよいだろうか。それも全体なのか一部なのか、自分にとって重要なものだったのか、いろいろな場面を想定したみることも必要かもしれない。

 利用者にとっては安全で快適なメール環境が100%整っていてほしいものであるが、人の構築したシステムである以上は契約者である利用者もある程度のリスクは背負わなければならない。契約条項にあらためて目をとおすことも必要である。

 いづれにしろ、この「システムの冗長性やデータの保全性を維持できないレベルのハードウエア障害が発生したため」という原因の更なる解明と説明がシステム提供者には求められるであろう。信頼性というのはハード面でのより高い安全性であるが、同時に危機管理に対する真摯で誠実な姿勢をどう利用者が首肯するか、にかかっている。

 そして今回は内部のハード面でのシステム異常、ということで外部流失を伴わなかったと思われることがさいわいであった。
 私もアドレス管理は「携帯電話の電話帳」、本メールソフトの「アドレス帳」そしてパソコン上での「筆まめ」による住所録管理である。一部の友人との通信には他のメールソフトを使用しているが人数はごく少数であることと、重要な通信内容は文書ソフトにコピーして別途保管している。
 また「携帯電話の電話帳」と本メールソフトの「アドレス帳」には、電話番号とアドレスを記載している。住所を記載しているのは「筆まめ」だけである。「筆まめ」の住所録にアドレスや電話番号を少しずつ移行している最中であった。そして「筆まめ」の住所録は友人のグループごといくつかに分割して、分散管理している。
 今回の事態を受けての防護策は、本メールソフトの「アドレス帳」と「筆まめの住所録」を打ち出した紙ベースの保管も行うこと、「携帯電話の電話帳」と本メールソフトの「アドレス帳」の統合管理を行うこと、「筆まめ」住所録へのアドレスと電話番号の移行の一層の促進の三つを実行することにした。
 さらに、重要なメールは文書ソフトにコピーして別途保管したうえで、メールソフトからは削除しておくことが大切と思われる。大切なものはメールソフト内で保管するのではなく、手元で保管することにした方がより安全である。メールソフトのフォルダは空にしておいた方が良いと直感した。
 これ以上詳しくは書くわけにはいかないが、私なりの自己防衛を促進したいと思う。

 マスコミでは私の知る限り、NHKが報道している。他の報道機関もキチンと報道してもらわないと、1企業内の軽微な事故として有耶無耶のうちの処理になってしまわないか心配している。マスコミの報道姿勢は今みんなが注目している。偏向報道、政治に迎合した主張、誤報などに対する対応など信頼は落ちている。
 私も到底信頼できないでいるマスコミのあり方であるが、もしもマスコミの信頼性が頼れるものであると仮定すれば、この報道を正確にすることが、一私企業の社会的責任の取り方、サービスへの信頼性の向上に役立つことではないか。今回の事態をウヤムヤのうちに収束されたくない。ネット社会への信頼性に触れる事態だったと思っている。


本日からの講座「大震災の教訓と減災の重要性」

2014年10月04日 17時09分02秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 本日からの講座は無料の講座。神奈川大学としての3.11大震災への関わり、支援活動の経過の上に立って、首都直下型地震等に大学としてどう対応するか、地域に何が低減できるかなどを探ろうというもの。

 国や自治体などの行政の担当やさまざまな研究者の講義もあり、大変勉強になる。地震学や土木等の専門家、経済的な側面、復旧のあり方、都市計画の問題点、被災直後の問題点の社会学的な整理などなど、学際的である。研究の総合化、裾野を大胆に広げながら問題点を浮き彫りにしていく姿勢を評価したい。

 本日の講演は瀬尾和大宮城教育大学特任教授による「3.11大震災の津波避難行動を振り返る」というもの。
 避難所に指定されている多くは学校であるが、学校の先生は地震や津波や土砂災害などについて決して専門家ではない。また行政マンでもない。また生徒や児童に対する指導や指示は出来ても、避難してくる市民に対する対応は行政に頼らざるを得ない。詳しい専門家がその中に混じっていたとしてもそれをやみくもに信じてしまっていては、全体を統括する責任ある対応がとれるわけでもない。
 そのような立場から、避難所としての学校の在り方を今回の震災の教訓から少しでも引き出そうということをされているとのこと。
 今回はリアス式海岸と仙台平野という津波に対して地形も違い、歴史的蓄積も違う個所から、仙台の荒浜地区の荒浜小学校、名取市の閖上地区の閖上小学校と中学校、亘理郡坂元地区の中浜小学校、東松島市の野蒜小学校、石巻市の大街道小学校、門脇小学校、、大川小学校、釜石市の釜石東小学校と鵜住居小学校、宮古市田老地区、南三陸町志津川地区、同じく戸倉地区の戸倉小学校の事例解説を聴くことができた。
 これまでも実際に見たり、講演で聴いたりした事例、マスコミで取り上げられた事例だけでなく、はじめて聞く事例も含まれていた。
 人が助かった、助からなかったという結果だけで判断することの誤りについてあらためて危険を感じた。
 児童生徒が助かったり、避難していた人が助かったからといって学校管理者・避難所管理者としての校長等の判断が正しかったと即断するのではなく、あと30センチ津波が高かったら助からなかったギリギリの場面もあり、もった高い避難所に行くべきであったかもしれない事例もある。
 逆に助からなかった事例も管理者である学校長の判断だけでなく、地域全体の防災意識やこれまでの蓄積から、地区全体としての危機意識を問題にしなくてはいけない事例、あるいは防災計画では安心とされていた場所であったことなど、様々な要因をどのように次につなげるか。
 結果だけにとらわれない検証が求められるとのことを強調されていた。
 「避難行動がうまくできた学校とそうでなかった学校との間にはそれほど大きな違いはなく、その差は紙一重だったのではないか」という結語は、月並みな言葉に聞こえてしまうかもしれないが、それでもかみしめるべきことだと思う。人間はうまくいけばそれで満足してしまう。それでは次につながらない。災害だけにはおさまらない教訓である。

 どこの自治体も食料の備蓄や広い敷地、地域の中心的な場所ということで学校を避難所と指定しているし、私もそれが当然であると思っていたが、そのことと学校の先生が責任を背負わされるということとは本来別問題である。
 実際の指示系統、情報伝達のあり方、物資の補給の仕方、そして何より想定を超えた場合の対応の仕方など、もっと真剣な議論が必要であろうと感じた。

 

ヤフーメールはやっと復元はしたようだけれど‥

2014年10月04日 11時06分18秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 今朝になって私のヤフーメールの画面は復元しているようだ。まだ動作確認はしていないが、その前にアドレス帳の点検が必要だ。200件ほどのアドレス帳を印刷してチェックし直さなくては不安である。
 第7報は以下のとおりである。まだ完全復元に至っていないようだ。丸4日(96時間)以上のストップ、これは利用者にとってはとてつもない損失、痛手、影響だと思う。受信できなかったメールを想定した相手側に確認したり、アドレス帳の点検やらという時間のロス・手間も膨大なものになる。
 私などはまだ業務で使っているわけではないし、頻繁にくる美術館・博物館のメールマガジンも特に緊急性はない。ただしいったん受信できなくて戻されたものが、受信不能と判断されると、再度登録し直さないといけない。手続きは簡単ではあるが、自分の責任で起こったものではないので気分的にとても面倒と思ってしまう。

(10月4日 午前4時 第7報)
 この度はお客様にご迷惑をおかけしておりますことを、深くおわび申しあげます。
 大変長らくお待たせいたしましたが、先ほどよりメールの再開作業を開始いたしました。
 負荷分散のため、機能や人数を制限しながら順次再開しており、復旧完了は本日中を予定いたしております。
 お客様におかれましてはご不便をおかけいたしますが、今しばらくお待ちくださいますようお願い申しあげます。
 長時間に渡りご迷惑をおかけしておりますことを重ねておわび申しあげます。

 アドレス帳のバックアップをもう一段増やしたい。私の場合、この故障の直前にスマホが突然電源が入らなくなり壊れてしまい、こちらの電話帳も奇跡的に復元できたばかりであったからである。
 3段構えのアドレス帳管理のふたつがほぼ同時に壊れてしまったのである。同程度の水準のものを徐々に3つ作っている最中であったのでこれを急がなければいけない。同時にもうひとつ構築しなくてはいけないのかもしれない。絶対確実なのは紙ベースまたはPDF化しておくのがいいのだが、これは電子データ化し直すには膨大な手間がかかりすぎる。
 アドレス帳のネット上での保管は携帯電話の電話帳とあわせて2件にとどめないと今度は流出の危険が高まる。アドレス帳の分類ごとに別々のメールソフトのアドレス帳に作り替えるのは、相手にアドレスの変更を強いるので申し訳ないので、このような選択はしたくない。

ヤフーメール:24時過ぎてこんな通知が来た

2014年10月04日 00時10分05秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 ログインすると通知だけが記載された画面から、他の通知も掲載された画面に変わって、次のような第6報が掲載されている。

(10月3日 午後10時45分 第6報)
この度はお客様にご迷惑をおかけしておりますことを、おわび申しあげます。
メールの再開めどを3日中とお伝えいたしましたが、現在慎重に復旧作業を進めており、作業時間が想定より長引いております。お客様におかれましてはご不便とご迷惑をおかけいたしておりますことを深くお詫び申しあげます。復旧まで今しばらくお待ちくださいますようお願い申しあげます。
具体的な再開時間は未定ですが、準備が整い次第改めてご報告申しあげます。
長時間に渡りご迷惑をおかけしておりますことを重ねておわび申しあげます。
Q 遅れている理由は
A 現在も再開作業をすすめておりますが、作業時間が想定より長引いております。
Q 新たに重大な問題がおきているのか
A 第5報(10月2日午後9時半発表)でお伝えした状況から新たな問題はおきておりません。
Q 再開のめどは
A 早ければ明日明け方より順次再開できる見込みです。
Q 次回告知はいつになるのか
A 進捗のあるなし関わらず、明日午前10時までにお知らせいたします。

 またヤキモキする時間が増えた。