Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

私の捨てた「夢」

2018年02月09日 21時42分23秒 | 俳句・短歌・詩等関連
★純白のマスクを楯として会へり        野見山ひふみ
★熱燗の夫にも捨てし夢あらむ         西村和子


 本日も一応マスクをして出かけた。マスクをして外に出ると、眼鏡がすぐに曇ってしまう。うまくすると曇らずに何分かは過ごすことができるが、少しでも息を強めたり、息の量を多くすると途端に曇る。そんな時には二つの対処法がある。眼鏡をはずしてしまうか、逆にマスクを外すか。両極端だが、そのどちらかしか対処方法はない。大概はマスクを外してしまう。
 マスクというのは、自分と外界をさえぎるとても強い壁でもある。話し相手がマスクをしたままだと、話そのものを拒否されているようにすら思えることがある。少なくとも親身になって相手をしてくれてはいない。そんな思いを句にすると第1句のような句が出来るのだと思う。あるいは、こちらからマスクを敢えてしている図かもしれない。

 第2句、ごくごく身近な身内を見ていると、ふと「あなたの夢、どこに行ったんでしょうか」などと聞いてみたくなることがある。聞いてしまってはいけない、そんな関係もある。たとえ妻であっても、夫であっても、それを聞いてしまっては関係が崩れてしまう、というような場合がある。聞く前に踏みとどまる、ということの大切さ、大切な足踏みである。
 お互いに、さまざまな断念の果に今という時間があるのだ。触れてはいけない「核」を互いに大切にしながら、生きていきたいものである。



あわただしい日常が戻ってきた

2018年02月09日 14時14分33秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 午前中は自宅で団地の管理組合の資料作り。そろそろ1年間の〆めの作業を始めている。夕方からは退職者会の行動と終わった後の懇親会。新しい施設の見学と現役の仲間との交流を兼ねた取組みである。

 久しぶりに外での飲み会である。たぶんインフルエンザの影響はないと思われる。明後日はまた団地の管理組合の資料作りで一日パソコン前に座りっぱなしになりそうである。