Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

雨水

2018年02月21日 23時40分56秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 二十四節気の雨水であった。雨水は、降る雪が雨に、積った雪や張った氷が水になる季節、という説明がある。歳時記で「雨水」の項を見ても私から見て素敵な句と感じるものがない。項目だけはあっても例句が掲載されていない歳時記もある。
 多分現代の人にとっては、あまり身近で切実なことばではなくなっているようだ。といっても二十四節気全体でみると、啓蟄や大雪などはたくさん句がひいてある。二十四節気でも現代の人にとって身近な季節感のある節気とそうでない節気があるという事なのかもしれない。
 そんな中で、

★骨の音ためしてをりぬ雨水の日     鳥居おさむ

という句を見つけた。「骨の音」というのが何を指しているのだろうか。断定できないのがもどかしいが、首や指の関節をポキポキ鳴らすことを言うのであろうか。私のようにポキポキ鳴らすのが癖になっていると、なるほどと思うこともある。あの音は関節包のなかの空気の音と最近言われている。だが、一昔前はいろいろな説がありわからなかったと聞く。さてあの音、他人が鳴らすと聞きたくない音であるが、本人にとってはなんとも言えず心地よい時がある。そして湿気や気温や、さらに気分で聞こえ方が違う。この句の作者は雨水という節気を迎えて、これまでとは違った湿気と気温をなんとなく嗅ぎ分けたのではないか。そして癖となっている指の関節を鳴らす音にもどことなく滑らかな、暖かみを感じたのかもしれない。

明日からは日常にもどる予定

2018年02月21日 19時49分47秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日は職場の先輩二人と楽しい時間を過ごさせてもらった。13時に待ち合わせて、16時まで3時間、ホッピーを2本と中身を4杯。ツマミは刺身の盛り合わせ。思ったよりも安く済んだ。退職した人間には、この程度の値段でないと外で飲むことは出来ない。
 帰りにサラダと野菜の煮付けを購入して歩いて帰宅。薬が効いているのであろう、妻は頭痛はするものの熱はあがらず、肉を焼いてくれていた。私は家に着いた途端に酔いがまわってテーブルの前でボーっとしていた。歩いて帰宅した割には酔いは醒めなかった。後片付けは私の仕事としてこなしたが、前段は役に立たない夫を演じてしまった。明日以降回復に向かいそうな気配がしている。

 目の調子は悪くない。眼の奥にわだかまるような疲労感などはなくなった。インフルエンザの症状のうち、最後まで残っていた鼻の違和感が一昨日からは感じなくなった。明日からは、熊谷守一展の感想のその2と、読書とそして退職者会のホームページの更新、団地の管理組合の業務を手掛けたいものである。


インフルエンザB型

2018年02月21日 11時33分55秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 妻の症状はインフルエンザB型との診断。インフルエンザ菌の潜伏期間は2~3日らしく、私のものがうつったのではないと医師に言われたらしい。「夫婦で責め合わないように親切に言ってくれたみたいだよ」とは妻の言。ということは買い物に出たときにうつされたようだ。
 タミフルを処方された。私が先々週処方された解熱剤が妻にはよく効いているようで、熱は平熱に近い。思いのほか元気である。

 病院は、私がかかった時と同じ9時半ころに訪れたのだが、待合室はいっぱいだった。ようやく11時を大きくまわって帰宅。昼食をつくるゆとりはないので、コンビニで少々高価な洋風と中華風のスープ各1種を購入。ごはんの代わりにリクエストのお餅を焼くことにした。

 私は午後出かけるが、特に支障はないようだ。