疲れの原因は、昨日の雑巾がけ等の部屋の掃除の後遺症、と指摘されてしまった。なるほどと思ったものの、あれしきのことでこんなに疲れが溜まるのか、と不思議な心持である。情けないとも思った。
★夏痩せの妻子を捨てしごとき旅 能村登四郎
★夏痩に妻の饒舌ひびきけり 白岩三郎
★夏負けの妻の無口のはじまりぬ 中畑耕一
私は夏痩せも食欲の衰えもなく、そのようなこととは無縁な私であるが、夏負けはいつものこと。「夏の疲れ」という秋の季語があってもいいような気分は毎夏に思いつく。
第1句、夏バテとなると本当に何もしたくなくなる。浮世の何もかものわずらわしさを捨て去れば、身も軽くなるはずであった。が、それは一時の迷い。世事に疲れて妻子を捨てても、より身を苛む結果にしかならない。夏バテ様の疲れはよりひどくなる。逃れようとすることが余計に世事の厳しさを招き入れてしまう。
第2句、夏負けしている夫には、これはたまらない。私は無口な女性と夫婦になった。しかし一方で、第3句のように妻が夏負けして無口になるのは、夫にはさびしいものである。
さて、体が弱ると饒舌になる人も男女を問わずある。反対に無口になる場合、これは要注意だ。無口になる場合は、家族への思いが負の連鎖で進行することがある。
20分の昼寝のつもりが1時間半も寝てしまった。昼寝としては寝すぎ。ベッドに俯けに倒れ込んだら、そのままの姿勢で目が覚めた。寝ている間に姿勢を普通は帰るはずなのだが、同じ姿勢のときに目が覚めたということなのだろか。
目が冷めたときには首から肩にかけて筋肉痛になっていた。寝た姿勢が無理な姿勢であったのだろう。
夕方から、介護用品を納入してくれた業者と支払いなどの契約書にサインをした。首から肩にかけての凝りが治らず、サインする右手が震えていた。さいわい腰の痛みは出なかったのがせめてもの救い、ということにしておきたい。
肩の重みがずしりとつらい。そのため読書タイムにも熱中できず、何事も中途半端にこなしている感じ、上滑りな感じがする。
退院手続きも支払いも終了し、お昼前には自宅に戻ってきた。夕方に介護関係の業者が訪れ、明日にも業者が来所、今後に向けて相談。明後日には近くの病院へ入院中の処置について説明し、薬の処方を依頼する。これにはもう一つの病院にもいかないといけない。
娘が手伝いに来てくれたので大助かりであった。
朝7時前に起きたので、昼食を食べたら無性に眠くなってきた。パソコンの前は眠くなりやすい場所でもある。最近は、「すぐに眠くなる」というと、「昔からお酒を飲まずともすぐに寝てしまう」と妻にも娘にも笑われてしまう。
少し昼寝でも‥。