朝団地の中と外回りの一部を見て回った。理事の方がすでに団地内外を見て回ってくれており、さらに落ちたケヤキの小枝の処理を始めていた。特に倒木や大きな枝の折損はなく、ホッとした。
あまり歩き回ったり汗をかくほどの運動は目の養生に良くないとのことなので、階段室に吹き込んだ樹木の葉を清掃して作業を終えた。
報道を見ると、千曲川などで堤防決壊で大きな被害が出ている。神奈川県・東京都でも多摩川が氾濫。全国で河川の氾濫が起きている。都内では氾濫に至らなかったものの目黒川などは氾濫寸前であったようだ。もう少しで格段に大きな災害となった可能性があり、まだまだ都市基盤整備の必要性を感じた。
城山ダムの放水が昨晩は話題になった。しかし私にはあの放水について疑問がある。専門家でもないので、認識に誤りがあるかもしれないが、それはそれで教えてほしいと思う。
まず最初に起きた疑問は、どうして暗くなって、しかも深夜まで放水を延ばそうとしていたのか、ということである。
次に、放水を先延ばしにするくらいならば、一気に放水を始めるのではなく、事前に少しずつ流した方が、下流の流量への影響も少ないのではないか、という疑問である。
ダムの貯水量ギリギリまで放水を待つのではなく、明るいうちに少しずつ流す方が、下流の住民の対応も楽ではないのか。また一気に氾濫する危険も少ないのではないか、と疑問に感じた。
河川行政としての統一的な対応のようでもある。あるいは河川管理にとっては当然の処置ということなのだろうか。
ダムは貯水量満杯になるまでの時間稼ぎとしての役割がある。同時に一気に大量の降水があった時にそれをできるだけ平均化して下流に流す調整機能もある。そしてダムが満杯になってあふれてしまえば放水してもしなくとも上流から下流に流れる水量は変らない。
ならば、満水になるまでの時間と、満水前から少しずつ放水するのと、満水時に一気に包囲するのとで、流量計算ないしシュミレーションを重ね、下流への影響が最小限の対応があるのではないだろうか。一律に「一気に放水」というのは、どうしても疑問が残る。
素人の考えなのだろうか。