Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

台風ののこしたもの

2019年10月13日 23時20分43秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 台風19号、大きな被害となってしまった。亡くなった方にお悔やみを、そして被災された方にお見舞いをもうしあげたい。同時に日本の縮図、社会の劣化を示すものも残していった。
 千曲川、阿武隈川、那珂川などの河川の氾濫・堤防決壊などの状況には朝から目を見張った。あのような被害に遭うと、私などは立直れなくなるのではないだろうか。気持ちが萎えてしまうのではないかと思う。
 昨日と本日は私にしては珍しくテレビを見ている時間が長かった。

 「野分」の句を探してみた。

★眼鏡屋の鏡に野分去りし空       久木田順子
★野分して無人の駅の時刻表       河村比佐
★側溝に石乾きいる野分あと       藤枝大成
★野分去る墓に小さき葉を置いて     藤井誠三


夜の外出を試みる

2019年10月13日 19時57分24秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 本日は久しぶりに妻の付き添いで(妻に連れられて)歩いて30分ほど先のスーパーまで買い物に出かけた。

 白内障の手術後初めての遠出になる。一人では不安であったので、食料品の買出しにつきあった。汗が出る歩き方せず、信号が変わりそうな時も走らず次の青信号まで待つなど、ゆっくり歩くことに心がけた。
 コンビニの一部の店では品切れの店があるとの情報があり、スーパーも品薄かと心配したが、そのようなことはなかった。ただし人出は多かった。
 スーパーの近くで喫茶店に入り、アイスコーヒーにて一服。それなりの重い荷物を運んで帰宅できた。

 さらに自宅で一服後、少し暗くなりかけた道を20分ほどをひとりで歩いた。車のライトがこれまでとても眩しくてつらかった。本日はそれほど眩しさを感じなかった。特にテールランプの赤についてはそれほどの刺激を受けなかった。
 まずは上々の滑り出し、といったところである。さらにこれまでの眼鏡を掛けずに歩いた。50センチのところに焦点を合わせてもらったが、遠くも霞むことがなくなったので明る、それなりに鮮明に見える。細かいところは見えないが眼鏡がなくともずいぶん楽である。

 本日かなり自信がついたので、明日は親の通院に同行した後、ひとりで横浜駅まで歩いてみたい。午後からは雨の予報となっており、バスで帰ることも考えている。


河川の氾濫の被害が甚大

2019年10月13日 10時23分50秒 | 天気と自然災害

 朝団地の中と外回りの一部を見て回った。理事の方がすでに団地内外を見て回ってくれており、さらに落ちたケヤキの小枝の処理を始めていた。特に倒木や大きな枝の折損はなく、ホッとした。
 あまり歩き回ったり汗をかくほどの運動は目の養生に良くないとのことなので、階段室に吹き込んだ樹木の葉を清掃して作業を終えた。

 報道を見ると、千曲川などで堤防決壊で大きな被害が出ている。神奈川県・東京都でも多摩川が氾濫。全国で河川の氾濫が起きている。都内では氾濫に至らなかったものの目黒川などは氾濫寸前であったようだ。もう少しで格段に大きな災害となった可能性があり、まだまだ都市基盤整備の必要性を感じた。

 城山ダムの放水が昨晩は話題になった。しかし私にはあの放水について疑問がある。専門家でもないので、認識に誤りがあるかもしれないが、それはそれで教えてほしいと思う。
 まず最初に起きた疑問は、どうして暗くなって、しかも深夜まで放水を延ばそうとしていたのか、ということである。
 次に、放水を先延ばしにするくらいならば、一気に放水を始めるのではなく、事前に少しずつ流した方が、下流の流量への影響も少ないのではないか、という疑問である。
 ダムの貯水量ギリギリまで放水を待つのではなく、明るいうちに少しずつ流す方が、下流の住民の対応も楽ではないのか。また一気に氾濫する危険も少ないのではないか、と疑問に感じた。
 河川行政としての統一的な対応のようでもある。あるいは河川管理にとっては当然の処置ということなのだろうか。
 ダムは貯水量満杯になるまでの時間稼ぎとしての役割がある。同時に一気に大量の降水があった時にそれをできるだけ平均化して下流に流す調整機能もある。そしてダムが満杯になってあふれてしまえば放水してもしなくとも上流から下流に流れる水量は変らない。
 ならば、満水になるまでの時間と、満水前から少しずつ放水するのと、満水時に一気に包囲するのとで、流量計算ないしシュミレーションを重ね、下流への影響が最小限の対応があるのではないだろうか。一律に「一気に放水」というのは、どうしても疑問が残る。
 素人の考えなのだろうか。


徐々に避難勧告等は解除

2019年10月13日 01時04分23秒 | 天気と自然災害

 横浜市内に出ていた河川に関する避難勧告は徐々に解除され始めた。土砂災害に対する避難勧告も同様に解除されている。河川の水位情報もほとんど横ばい。上昇しているのは田園調布付近の多摩川の水位だけである。ここはまだまだ予断を許さない。
 とりあえず横浜市内の台風の被害は峠は過ぎた、ということと理解できそうである。ただし高波に対する避難勧告はまだ継続している。

 昨日の早朝から続いた横浜市からの防災メールや鉄道の運行情報は100件にもなった。まだ解除のメールは続く可能性もある。さらに鉄道の運行上は明け方始発ごろにまた集中しそうである。

 明日以降も後始末も含めて災害対応の担当者の業務は続く。また夜が明けることで新たな災害が見つかる可能性もある。

 さらに東北地方はこれからが大変である。