Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

ブラームス「ピアノ協奏曲第2番」

2021年04月09日 22時27分36秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

      

 本日の夜の音楽は、ブラームスの「ビアノ協奏曲第2番」。昨日と同じく、ピアノはクリスティアン・ツィマーマン、バースタイン指揮のウィーンフィルの演奏。チェロのソロパートはヴォルフガング・ヘルツァーと記されている。1984年の録音。こちらも52分以上と第1番と同様、大曲である。
 第1楽章の出だしのホルンのわずか2小節の美しい旋律と、ピアノの掛け合いにゆったりとした時間を想定するのだが、すぐに始まるピアノソロの強奏に戸惑うっていると、どんどん曲が進んでいく。違和感にいつの間にか引き込まれてしまう。
 ピアノの激しい動きは第2楽章出も続く。ヴァイオリンの単純だが美しい旋律とピアノの高麗かな激しい動きの合間の弦楽器と木管が待ち遠しいと思っているうちに、第2楽章が終わってしまう。
 第3楽章ではチェロの美しい生きの長い旋律にまず引き込まれる。この楽章ではこの美しいチェロ・木管の旋律をピアノが受け継いで静かに曲が流れる。第3楽章でようやくも統一的に曲が進行するようになる。最後の約30小節は心に残る。
 第4楽章も、ビアノとオーケストラが対話をしながら進行していく。少し甘いメロディーは好みが別れるかもしれない。


「アート鑑賞、超入門!」(藤田令伊)  

2021年04月09日 20時11分06秒 | 読書

   

 家を出るときに急いで本棚から出してリュックに詰めた本は「アート鑑賞、超入門! 7つの視点」(藤田令伊、集英社新書)。本棚から出した時から少し違和感があったが、気にせずに出かけた。
 しかし喫茶店で紐解いてすぐに思い出した。6年前の2015年に出版されてすぐに購入し、その月のうちに読み終わっていた。
 喫茶店で本文に入ってすぐに気が付いた。覚えているところがほとんど。しかし4分の1程度は記憶も定かでなかったので、そのまま忘れていたところを中心に拾い読みをした。
 喫茶店と帰宅後、あわせて1時間ほどで半分まで目を通すことができた。思い出したきっかけは最初に取り上げてあるフェルメールの「牛乳を注ぐ女」を使ってディスクリプションの解説を行っている箇所。そして会田雄次氏の引用に対する私の違和感でさらに思い出し、第3章のクノップフの「見捨てられた町」で確信した。
 この分では明日にでも読み終わってしまいそう。

 二度読みになってしまった原因は、2015年に読み終わった後に、いつだったか記憶にないが、もう一度購入して、未読の棚にこれをしまい込んでいたこと。2冊が本棚にあった。迂闊であった。


本日の作業は終了

2021年04月09日 13時27分43秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 昨日とは違って陽射しがなく、寒々しい。とはいえ、正午前には15.5℃となっている。先ほどまで、退職者会の記念誌の校正・手直し部分の原稿を作成し、印刷会社に送信。21日が校正最終日である。印刷会社の担当者には申し訳なかったが、最後になって慌ただしくなってきた。
 本日の作業はとりあえずこれにて終了。午後からは軽くウォーキングと読書タイム。本日から何を読むか、思案中。
 明日からは月曜日の退職者会の会議に合わせて、若干の文書作成。