いくつかの買い物のためにホームセンターへ。さらにいくつかの電気製品の値段を調べるために新しく横浜駅近くに出来た大型スーパーのビルにある家電量販店へ。初めての店なので広い店の中を右往左往。購入する予定はもともとなかったが、妻も私も疲れて喫茶店で休憩。
疲れたこともあり、弁当を二人分購入して先ほど帰宅。物価高で一人1000円程度の弁当でも安いように思われる昨今である。
しかし外国人観光客が非日常の旅行とはいえ3000円を越すような高価な和食ランチを食べている横で、国内で暮すサラリーマンや年金生活者は500円未満のランチを探し、夕食も家で作る時間が確保できる場合が少ない人が多くなり、500円から1000円未満の弁当を探す。住宅に近いスーパーでは値引きを始める時刻になると勤め人らしい若い女性が弁当売り場に駆け足で飛び込んでくる。
やはり基本的な経済のあり様がどこかで間違ってしまっているとしか思えない。経済指標の難しい解釈・ひねくり回しよりも、身の回りの状況を概観するだけで、現在の経済の問題点は判るのではないか。生活実感のない経済政策をいくら声高に唱えても、誰の耳にも届かない。そんな思いがますます強くなる昨今である。
いづれにしろ、裏金の魔術に嵌っている政治家からは生活の匂いはしないし、それを掬い取ろうとする意思も能力も感じられない。
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