家を出るときに急いで本棚から出してリュックに詰めた本は「アート鑑賞、超入門! 7つの視点」(藤田令伊、集英社新書)。本棚から出した時から少し違和感があったが、気にせずに出かけた。
しかし喫茶店で紐解いてすぐに思い出した。6年前の2015年に出版されてすぐに購入し、その月のうちに読み終わっていた。
喫茶店で本文に入ってすぐに気が付いた。覚えているところがほとんど。しかし4分の1程度は記憶も定かでなかったので、そのまま忘れていたところを中心に拾い読みをした。
喫茶店と帰宅後、あわせて1時間ほどで半分まで目を通すことができた。思い出したきっかけは最初に取り上げてあるフェルメールの「牛乳を注ぐ女」を使ってディスクリプションの解説を行っている箇所。そして会田雄次氏の引用に対する私の違和感でさらに思い出し、第3章のクノップフの「見捨てられた町」で確信した。
この分では明日にでも読み終わってしまいそう。
二度読みになってしまった原因は、2015年に読み終わった後に、いつだったか記憶にないが、もう一度購入して、未読の棚にこれをしまい込んでいたこと。2冊が本棚にあった。迂闊であった。
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