本日のがん検診は無事終了。午前9時半から15時近くまで横浜市民病院で過ごした。午前中は、採血、肺のX線撮影、肝臓・胆嚢・膵臓のエコー。午後からは大腸内視鏡の日程確定のための医師の問診と検査の説明。
大腸内視鏡検査は既に過去20年間で20数回も受けているので、「慣れて」いる。しかし少しずつ変わってきている。
今回変わったのは、前日の食事。「食事制限がなかなか守られない」ということで、「検査食」の購入を指示された。これを購入しないと検査が受けられないのか、購入しなくてもいいのかは説明では今一つはっきりしなかった。しかも説明をした看護師からは「院内のコンビニで、大腸内視鏡用検査食を購入すること」と言われた。コンビニの棚を探すと片隅に「検査食」が置いてあった。しかしこれが「大腸内視鏡用」の検査食なのか、具体的な表記がない。店員はレジに大勢並んでおり手いっぱいで声もかけられない。近くをとおった他の看護師に聞いたが内科の看護師に聞いてもらわないとわからないという。
再度看護師に「商品名」を聞きに戻ったら、「商品名は知らない」あとは先ほどの言葉と「コンビニの店員に聞いて購入して」を繰り返すばかりであった。再度コンビニにおもむき、しばらく店内の混雑が解消するのを待ってレジで店員に聞いたら、「大腸内視鏡用」検査食というのではなく「検査食は一種類のみ」であると言って商品棚からではなくレジの奥から「検査食」を持ってきてくれた。
「大腸内視鏡用検査食」という表現では、いくつかの検査食があるうちの「大腸内視鏡用」を示していると解釈するのが当然である。私もこのブログで意味を取り違えるようなことを記載している可能性もあるので、偉そうなことは言えないかもしれないが、こと病院内での患者に対する指示は正確を記してもらいたいものである。
しかも一種類しか選択肢が無いというのも、また問題があるかもしれない。製品の販売と説明を押し付けられているコンビニの店員もいい迷惑であろう。
他の患者からは文句などが出ないのだろうか。もやもやした気分で病院を後にした。
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特に大病院はストレスがたまる場所のようです。
歳を重ねれば重ねるほど、こういうことが多くなるのが悔しいですね。