Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「裸婦の中の裸婦」(澁澤龍彦)

2020年09月26日 22時22分34秒 | 読書

 本日から読み始めた本は「裸婦の中の裸婦」(澁澤龍彦・巌谷國士、文春文庫)。
  既に古書店で購入していた本、購入した時に12編の内4編を読んでそのままになっていた。再度始めから読みなおしである。
 この書は1986年3月から月刊誌の連載として、澁澤龍彦氏によって始まった。しかし9編まで澁澤龍彦氏が書いたにもかかわらず、氏が癌を患い、巌谷國士が残り3編を引き継ぐ形で完成されたものである。

 澁澤龍彦の文章はなかなか読みにくいのだが、この書は対話形式の文章で、言葉が分かりやすく、何よりも親しみがある。しかしすでにこれまでに読み終わっていた部分までは読み終えた。残り8編、すぐに読み終えてしまいそうなのが残念。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。