映画本数も昨年が200本近く。今年は既に29本。例年ペースである。
最近珍しくオフ会というものに参加させていただいた。映画ファンの集まりである。12名ぐらいで、若い人がほとんどで、女性も多く、特に私のような老人は嫌がられるのではないか、と危惧もしていたが、みなさまに優しく迎えていただいた。
そのとき多く質問・意見があったのが、やたらと多い映画本数であった。僕は映画をランダムに見るほうなので、例え . . . 本文を読む
ソクーロフ、この映画は、いつもの高踏的な、いわんや神のまなざしがごとく滑らかにカメラが俯瞰する位置取りの映像ではなくなっている。カメラも登場人物に正対しえらくオーソドックスである。ドキュメンタリータッチを意識しているのだろうか、、。
チェチェンの激戦地に祖母が孫を訪ねる話である。野外テントの駐屯地はあっても戦闘シーンは皆無だ。時間のかかる列車に兵士と一緒に乗り込む祖母。若き兵士の顔はどの顔も孫と . . . 本文を読む
むせ返るような女のさまざまな色。男の僕が見ていて恥ずかしいほど女の深部を掘り下げる。色は反射しさらに混沌としていく。これぞ世に言う女性映画なんでしょう。5人の女性の色鮮やかな群像劇をきびしくそして哀しく見させてもらいました。
美容院が女性たちの話の中心地だ。不倫真っ最中の若き女主人。エレガントでものすごく魅力的。大輪の花のような美人って彼女のことを言うのかな。気になる妻の足の爪を磨く屈辱の姿勢。 . . . 本文を読む