この竜崎シリーズは今まですべて読破している。とても面白く、いつもスカッとする。そんな本は意外と珍しいのだ。今回は、9編の短編スピンオフ集だ。長編ではないけれど、それでも面白さは変わらない。すぐ読破してしまった。
身内の家族はすべて出し、前任の大森警察署のその後も描いている。小高刑事も出て来る。いやあ、ファンとしてはものすごくうれしい限り。
もう読み終わり、次作を期待している。そんな書物はやはり僕にはこれぐらいかなあ。
この竜崎シリーズは今まですべて読破している。とても面白く、いつもスカッとする。そんな本は意外と珍しいのだ。今回は、9編の短編スピンオフ集だ。長編ではないけれど、それでも面白さは変わらない。すぐ読破してしまった。
身内の家族はすべて出し、前任の大森警察署のその後も描いている。小高刑事も出て来る。いやあ、ファンとしてはものすごくうれしい限り。
もう読み終わり、次作を期待している。そんな書物はやはり僕にはこれぐらいかなあ。
この今野敏さんの「審議官」は、「隠蔽捜査9.5」とある様に、隠蔽捜査シリーズの外伝的な作品で、9編の短編集。
竜崎伸也が警視庁大森署の署長から、神奈川県警刑事部長に異動になった頃の事が、話の中心になっていますね。
表題作の「審議官」は、シリーズ9作目の「探花」の出来事が取り上げられています。
リチャード・キジマ特別捜査官が、少しだけ登場しますね。
長編作品の中では、中々描けない様な家族の話、妻の冴子、長男の邦彦、長女の美紀の話も1話ずつ描かれます。
テレビのニュースで聴いた事件に既視感を持つ妻の冴子ですが、私も読んでいて既視感を感じました。調べてみたら、アンソロジーの「惑 まどう」で読んでいました。
家族以外にも、大森署の斎藤治警務課長や貝沼悦郎副署長も登場しますね。
因みに、大森署の新署長である藍本百合子は、北海道警から異動してきた女性キャリアで、大変な美貌の持ち主だとか。
どの話も"原理原則"を貫く竜崎の、清い姿が気持ちいいですね。
とにかく、この竜崎伸也が登場する作品は、今後も読み続けたいと思っています。
良くいらっしゃいました。
竜崎のこのシリーズは、読んでいてすかっとしますね。日頃のストレスもすっ飛んでいきそうな気がします。
みんなも同じ思いで読んでいらっしゃるんじゃないでしょうか?
ベストセラーの理由もわかります。
それではまた。