セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 92本、 演劇 70本

悼む人 (2014/日)(堤幸彦) 70点

2015-02-20 14:06:26 | 映画遍歴
なかなか現代では特異な題材であります。死者の生きてきた軌跡を胸に刻むために巡礼者のように各地を歩き続ける青年。それは現代の漂泊者である。 高良健吾の清楚な佇まいにより、かろうじてこの映画は品位を保っているかのように見える。そうでなければあの奇怪ともいえる祈りは「敷地外に出ていけ」と言われても仕方のない代物だとも言える。 また一方奇怪と言えば、井浦新の役どころはどうもこの映画に違和感を覚える原因 . . . 本文を読む
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