セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 96本、 演劇 72本

ビブリア古書堂の事件手帖 (6) (メディアワークス文庫)(2014 三上 延著)  75点

2015-10-29 22:03:06 | 読書遍歴
待ち遠しいこのシリーズもいよいよ終盤近しと思わせる何やら雰囲気。今回はなんと全編太宰治作品の古本調査。これは力が入っとる。 相変わらず頼りなげな二人の関係も少々まともになってきたが、その分、魅力が薄まってきているのも事実かなあ、、。人間って、やはり得恋には評価がきついのだろうか。 ミステリー的にはちょっと不満もあり(あの、盗聴電話はいかにも感が、、)納得できず。 またラスト近くで気になる栞子 . . . 本文を読む
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ボクは坊さん。 (2015/日)(真壁幸紀)  80点

2015-10-29 10:13:25 | 映画遍歴
そう言えば最近少なくなった仏前結婚式。多少宗教上の制限はあるにせよ、昔はもっと多かったような気がする。そんな「坊さんは葬式以外何をする?」の解答編なのだが、24歳の青年の人生とリンクさせ、意外といける映画となっている。演出の真壁幸紀は鮮やかでさえある。 幼友達が子供を産み、そのまま脳梗塞で寝たきりになってからの彼の悩みからの結論は安直過ぎる気もしないではないが、彼が伝道者であるからこそ感動を呼ぶ . . . 本文を読む
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