何でもない映画なんだけど2時間があっという間で、実はこの2時間に人生の大切なものがぎっしりと入っていることに後で気づく、という宝石のような映画です。
ということはファンには気づかない脚本の作り込みが半端じゃないということなんでしょうな。昔のアメリカ映画って、全体的にこういう作り方をしていた気がするなあ。だから日本映画と違い、僕には魅力的で、明るく素敵だったような気がする。
最後まで実は話がじっ . . . 本文を読む
楽し、おかし、ダンスもあるハチャメチャ親近感のある演劇である。
登場人物が12人程度で多く、それぞれしっかりとした役割と性格付けが彫られていて、なかなかイケる。何よりみんなが演劇というものにまっしぐらに進んでゆく勢いと汗を十分感じ取る。
12人の一体感もあり、わけも分からなく営んできた自分の人生を垣間見る展開はとてもいい。ふと立ち止まる瞬間に人生を感じるんだよね。
狭い舞台だがみんなよく動く . . . 本文を読む