セントの映画・小演劇 150本

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鍵の掛かった男(2015)(有栖川有栖 著)(幻冬舎) 75点

2016-04-18 20:53:48 | 読書遍歴
これほどの分厚い小説を読むのも久しぶりかなあ。540ページである。読み応えがある。けれど中之島近辺の様子も楽しく、また自殺から他殺に導いていく部分も、ミステリー的に面白く読ませてくれる。とあるホテルで起こったある老人の自殺事件の真相とは、いかに、。 クリスティー張りの設定なのだが、でもやはりかなり違うネ。有栖一人では名探偵ぶりを発揮しないからだ。けれども後半になって遅ればせながら火村が登場してか . . . 本文を読む
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