観客席には中年の女性がいっぱい。いつもの年寄り層やギャルっぽい若い子はあまりいない。僕のような男性が一人、ちょっと息苦しい。反応声もオープン、大き目で、女性の逞しさを随分垣間見、させられる。
韓国映画版は秀作で、イメージもまだ残っているので本当はリメイク版は見る気はなかった。しかし、友人たるKさんが最高の評価をしているので、何故だろうと気になっていた。それが見るきっかけでもあります。
前半はさ . . . 本文を読む
巷ではよくある男と女の風景でありますが、本音を見据えていてリアル。
女の身勝手は本能的なもので、時代を経て現代に降り立つと自分本位が素直さにも見える。それでも女は自分にブレーキをかけ立ちどころは揺るがない。日本映画伝統の流れに灯りをともす。
男はこうしてみると、二つのパターンに分けている。少しでも前向きに生きようとする音楽青年と、素のまま、女を利用しても毎日をただ刹那的に生きている男。どちらも . . . 本文を読む