セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 92本、 演劇 70本

断罪のネバーモア著者 (KADOKAWA  2022)(市川 憂人著) 75点

2022-04-19 20:30:42 | 読書遍歴
もうミステリーに新味はほとんどなく、、なんて思ってはいるが、こういう一応本格物もたまには出版される。読んでて面白いけれども、殺人のための殺人を繰り返すというのも、どんなものだろう、現実味がなさ過ぎで、少々やりすぎでないかい? やはり本格ミステリーではないのではないかい? とか、揶揄する気持ちがどこかにある。と言って面白くなかったわけではなく、(僕も歯切れが悪いなあ)この発想にはあっと驚いたので . . . 本文を読む
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探偵は教室にいない(2018 東京創元社)(川澄 浩平著) 80点

2022-04-19 20:16:25 | 読書遍歴
思春期のどこにでもある謎、これって米澤の古典部シリーズに感化された? でも素敵だね。歳を重ねてもこの時代は人生上でも白眉。うんと評価は甘くなる。肝心のミステリー的には前半の2作はすぐ真相がわかった。僕が分かったということは80%の人たちが分かっているということに他ならない。 これが鮎川哲也賞受賞作とは到底思えないが、これが現実。受け止めよう。 引きこもり探偵歩くんが絶品。ユニークで楽しい。一 . . . 本文を読む
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