大の大人が子供に戻れるときのような素晴らしい時間を共有できる至福のひと時です。劇場というより狭い小さな空間なので、目の前に俳優たち13人が踊りセリフを吐き、1人それぞれ主役の時が絶対あるのでその時ばかりと自分を売り込む。
俳優陣もみんなそれぞれの劇団の中心メンバーばかりの人でとても楽しめた。中身はほとんどギャグのような筋書きだが、老若限らずみんな(30人ばかり)一体感を持って観客をなす。
それ . . . 本文を読む
かなり好みの大山作品。この人の作品は他のミステリー作家とは一味も二味も違う。とにかく面白い。発想がユニーク。一番の欠点は寡作だということかなあ、、。
本作は5点の短編集。時効を過ぎた犯罪の証拠品を集めた博物館から思いがけない犯人を探ってゆく。ミステリーファンにとってはこの上ない設定であります。
なかにはちょっといくらなんでも、と思われる解決編もあるが、それはご愛敬。ミステリーファンにとっては至 . . . 本文を読む