いちき串木野市に冠岳があります。
ここは、徐福伝説で有名なところです。
今から2200年前、中国の秦の始皇帝から不老不死の霊薬を求める命を受けた徐福は、この冠岳を訪れ、あまりの美しさに自分の冠を頂上に捧げた、と言われています。
このことから、この地を冠岳と呼ぶようになりました。
冠岳とその周辺の見所を3回に分けて紹介します。
まず、県道串木野樋脇線から冠岳神社を目指します。
ここの渓流には、下流より10代橋~100代橋までの10の橋があり、年代橋と呼ばれています。
これは徐福橋(10代橋)。木製アーチ橋です。
徐福橋の隣にある、同じく木製アーチ橋の仙人橋(20代橋)。
冠岳神社に行く道にある仁王像。
道の両側に対の像があります。
この仁王像は、現在地と神社の間の仁王門にあったものですが、廃仏毀釈で藪の中に捨てられていたものです。
やがて右側に中国風建物の望嶽亭があります。
冠岳を背後に望むところです。
蓮苑。
ハスが植えられています。
中国風庭園の冠嶽園(かんがくえん)。
日中交流を願って建てられました。
入場無料です。
冠嶽園にある除福像。