南大隅町根占の台場跡を紹介します。
薩摩藩は、薩英戦争に備えて、錦江湾沿岸に数十の台場(砲台)を建設しました。
当時の原形をはっきり留めているのは、ここ根占の台場跡だけだそうです。花崗岩で出来た石垣は延長60mに及びます。
石垣の凹状部が2箇所残っており、大砲のレプリカがあります。
大砲は錦江湾を向いています。
もう一つの大砲のレプリカ。
近くにある立神公園。台場跡はこの向こう側です。
台場跡の背後は花崗岩の山ですが、ここに急峻な岩峰があります。
槍のように尖った岩峰。
近景。独特の景観を作っています。