玉渕寺跡
2016-01-08 | 史跡
薩摩川内市樋脇町の玉渕寺跡を紹介します。
玉渕寺跡入口。ここに本庵の田の神がありますが、田の神のカテゴリーで紹介します。
玉渕寺は1663年、嶺宝和尚が開山しましたが、廃仏毀釈で破壊されました。
近くの寺下橋基礎工事のとき、破壊された仁王像、石塔などの残骸が発見されました。観音像の周りがそれです。
観音像。右後ろが仁王像の足です。
跡は長谷神社になっています。
長谷神社です。
神社に西南の役招魂碑があります。
神社は小さな祠です。
慰霊塔。
西南の役招魂碑です。
山田境論争事件で憤死した小佐正右衛門の墓。
樋脇、平佐の境界紛争で発砲事件となり、樋脇郷の役人7人は、尋問もなく禄高・屋敷没収、遠島処分となりました。山川で風待ちをしているとき、小佐正右衛門と中野助七の二人が自刃しました。