指宿市山川の山川地熱発電所を見学しました。
九州電力山川地熱発電所の遠景です。
近くに、竹山があります。
発電所入口。
中に入ると、地熱発電の仕組みがわかる模型や展示があります。この発電所で、1万世帯に供給する発電が行われているそうです。
シアターでアニメが上映され、地熱発電の仕組みが学べます。
この後、係員の案内で、実際の発電設備を見学しました。右の四角が発電機、左が蒸気タービンです。
タービンロータ。蒸気の力で1分間に3600回転し、発電機を回します。
係のお姉さんが案内してくれます。向こうに見えるのが、蒸気設備(気水分離器)。
気水分離器。蒸気井から取り出された蒸気と熱水を分離し、蒸気は配管でタービンへ送られ、熱水は還元井で地中に戻されます。蒸気井は12本あり、深さ1800m~2100mです。
蒸気を送る配管。
復水器。タービンで使用された蒸気を冷却水で冷却し、温水に変える装置です。温水は冷却塔に送られ、さらに冷やされます。
冷却塔の中です。水がカーテンのように落ちています。冷却水は復水器に送られ、蒸気を冷やすのに再び利用されます。
実際の発電設備を見学し、地熱発電のことがよくわかりました。子供の社会科見学にもいいと思います。