田の神を3体紹介します。
薩摩川内市入来町中組にある、中組の田の神です。
道路脇のお堂の中にあります。
1711年の建立で、鹿児島県で3番目に古い田の神です。
肩まで頭巾を被った僧衣姿の立像です。鹿児島県指定文化財です。
薩摩川内市祁答院町大坪の、大坪集会施設の庭にある田の神です。
後ろが大坪集会施設。
袴姿で、右手にメシゲを持っています。
背中に赤い紐をつけ、田んぼを見つめています。少し前の写真なので、今頃は黄色く実っているでしょう。
天明二年(1782年)の文字があります。
姶良市蒲生町白男にある田の神です。
これもお堂に入っています。
大きなシキを被り、白粉をつけ、左手にお椀を持っています。
赤い紐がかわいい。