掛橋坂
2016-09-24 | 史跡
姶良市蒲生町にある石畳の坂、掛橋坂を紹介します。鹿児島の石坂は龍門司坂と白銀坂が有名ですが、掛橋坂は最近整備されました。
西浦小学校から県道を蒲生方面へ行くと、前回紹介した大山祇神社があり、それを過ぎてすぐ左に入ります。
駐車場も新しいです。
駐車場にある掛橋坂の碑。
少し歩くと、坂の入り口に案内板があります。
掛橋坂の入り口です。ここからは下りの坂です。
この石坂は、江戸時代に藺牟田・祁答院と蒲生を結ぶ街道として整備され、1796年頃までに完成しました。
急なU字形のカーブの坂になっています。
下側から見た坂です。明治30年代以降、馬車輸送のため迂回路が整備され、この坂は忘れられました。
U字形のカーブを下ります。
正面に滝があります。雨の時、落ちるようです。
杉林の中の石坂を下から見たものです。両側に、欄干のような石があります。
苔むした石畳。
勾配が緩くなると石畳はなくなります。石橋(桁橋)がありました。
下流側から見た桁橋です。
この後、来た道を引き返しました。