南さつま市加世田の「こせ渓谷」を紹介します。
南九州市川辺町勝目の国道225号を川辺市街地方面へ行くと、万之瀬川を渡り、すぐに右の国道と左の県道へ分かれます。県道へ行くとすぐ左へ行く道があり、そこに「こせ渓谷」の看板があるので、これに従って行きます。
万之瀬川の右岸に駐車場と案内板があります。ここから散策しました。
大正時代に完成した固定堰です。ここから下流が、こせ渓谷となっています。
下流から見た堰。
右岸沿いに遊歩道があるので、これを下流へ行きます。河床には火砕流堆積物(溶結凝灰岩)が露出しています。
向こうの赤い屋根の建物は、そうめん流しの跡です。
こせの滝群です。
複雑に浸食された岩と甌穴。日本三大甌穴と言われます。
右岸に魚道があります。
さらに下流へ行くと、杉林の向こうに奇岩が見えます。
奇岩。下は団子状、上は板状の岩です。浸食の違いによってできたと思われます。
斜めより見る。
奇岩の近くにボックス型魚道があります。先ほどの魚道に通じています。
前の写真の左から見たものです。このような魚道は、他では見たことがありません。
魚道の下流に石橋があります。向こうが万之瀬川です。
下流から見た石橋。ここから万之瀬川を上流へ行きます。