前回紹介した南さつま市加世田の「こせ渓谷」から、万之瀬川を上流へ行くと、九州電力の万之瀬取水堰があります。
下流左岸から見た万之瀬取水堰。この堰はラバーダムといわれるものです。
ラバーダムは「ゴム布引製起伏堰」といい、ゴムと布のチューブで出来たダムです。
せき止めるときは、チューブに空気や水を入れて膨らませ、放流するときは空気や水を排出してしぼませます。
鋼製ゲートが不要で、ポンプなどの簡単な操作で出来るのが特徴です。
上流右岸から見た堰。向こう(左岸)側が、発電所の取水口です。
右岸にある用水路(右)と魚道。魚道はこせ渓谷の魚道に通じています。
右岸に記念碑があります。左が「取水口改修記念碑」。
堰から上流を望む。橋は、万之瀬川第一水管橋です。
水管橋の近景。
左岸から見た万之瀬川第一水管橋。車も通れます。
橋から堰と貯水池を望む。
橋から上流を望む。