薩摩川内市中村町にある、天福寺阿弥陀如来像を紹介します。
案内柱があり、この左の民家の庭にあります。民家なので許可を得て入ります。御主人に案内していただきました。
庭に鳥居と神社があります。
神社の裏の庭の隅に石造物が並んでいます。
石造物です。
左から二つ目が、薩摩川内市指定文化財の阿弥陀如来像です。
この阿弥陀如来像は、1784年、天福寺住職元堂禅師が、宮之城の仏師大磯作弥に依頼して建てたものです。下に仏師の名前がはっきり残っています。
廃仏毀釈を逃れて、完全な形で残っています。
柔和な表情の阿弥陀様。
民家の庭に、神社や文化財の阿弥陀如来があることに驚きました。
3つの五輪塔が彫られた石。これは珍しいです。
浮き彫りの地蔵。
右の像です。
庭に井戸があります。手前は石臼挽きで、蕎麦などを挽きます。
何とも魅力のあるお宅でした。