南九州市川辺町の清水(きよみず)の湧水へ行きました。
水元神社です。湧水は右側にあります。
昭和の名水百選に選ばれた清水の湧水です。地域の方が清掃をしていました。
魚を捕っていました。これはハヤの仲間だそうです。生態観察のためで、この後放すそうです。
シラスの崖下から、一日6000トンの水が湧いています。
湧水は、上水道、生活用水、農業用水に利用されています。
流れ出る豊かな水。
水元神社社殿。水源地を守る水神です。創建は不明ですが、1653年に修理された記録があるそうです。
本殿は、シラスの崖に掘られた洞窟の中にあります。
境内に薩摩塔があります。
薩摩塔は九州西岸に分布する石塔で、中国浙江省の石材が用いられており、中国商人や地元有力者によってもたらされたと考えられています。
上部の像。
鹿児島県で最初に発見されたため、この名があり、鹿児島県で5基確認されています。
下部の像。
右手に蛇を持ち、前髪が九頭の竜で表現されている水神像。このタイプの水神は初めて見ました。
文字の田の神です。