鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

清水の湧水と薩摩塔

2024-07-24 | 水辺の風景

南九州市川辺町の清水(きよみず)の湧水へ行きました。

 

水元神社です。湧水は右側にあります。

 

昭和の名水百選に選ばれた清水の湧水です。地域の方が清掃をしていました。

 

魚を捕っていました。これはハヤの仲間だそうです。生態観察のためで、この後放すそうです。

 

シラスの崖下から、一日6000トンの水が湧いています。

 

湧水は、上水道、生活用水、農業用水に利用されています。

 

流れ出る豊かな水。

 

水元神社社殿。水源地を守る水神です。創建は不明ですが、1653年に修理された記録があるそうです。

 

本殿は、シラスの崖に掘られた洞窟の中にあります。

 

境内に薩摩塔があります。

薩摩塔は九州西岸に分布する石塔で、中国浙江省の石材が用いられており、中国商人や地元有力者によってもたらされたと考えられています。

 

上部の像。

鹿児島県で最初に発見されたため、この名があり、鹿児島県で5基確認されています。

 

下部の像。

 

右手に蛇を持ち、前髪が九頭の竜で表現されている水神像。このタイプの水神は初めて見ました。

 

文字の田の神です。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする