鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

じめさあ

2011-03-12 | 史跡
鹿児島市にある「じめさあ」という石像を紹介します。


西郷隆盛の銅像。
この裏に鹿児島市立美術館があり、その庭にあります。


鹿児島市立美術館。


庭にある「じめさあ」の像。
右上が、西郷隆盛の像です。


「じめさあ」の像です。


「じめさあ」とは、島津家第18代当主家久の正夫人「亀寿」のことで、「持明院」と呼ばれました。
「じみょういんさま」がなまって、「じめさあ」になったものです。


16代当主義久の娘です。
器量には恵まれませんでしたが、人柄がよく、周りから慕われ尊敬されたそうです。


持明院様の人柄が表れているような石像です。
その人柄を偲び、毎年、命日の10月5日に、鹿児島市広報課の女性職員によって、おしろいや口紅のお化粧直しが行われます。
その年の流向や話題に沿ったお化粧で、その時期になるとそのニュースが放送されます。
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庭の花

2011-03-10 | 植物
我が家の庭に咲いている花です。


サクランボの花。
今年は満開に咲いて、庭で花見が出来ました。


アップ。
花を楽しんだ後、実を食べ、一石二鳥です。


岩根絞という種類の椿です。
1本の木に、絞と赤の2種類の花が咲きます。


絞模様の椿。


アンズの花も咲きました。


アップ。
実がなるのが楽しみです。


しだれ梅。


赤いクリスマスローズ。


白いクリスマスローズ。


花壇のスイセン。
1月から咲いています。
これから本格的な春を迎え、我が家の庭は華やかになります。

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食の思い出「宮崎の日向夏と猪」

2011-03-08 | 食べ物
日向夏は、1820年、宮崎で偶然発見されたみかんで、柚子が突然変異したものと考えられている。
日向夏を初めて食べたのは、転勤で宮崎へ行き、私の歓迎会を開いてくれ、その二次会のスナックだった。
ホステスさんが食べ方を教えてくれた。
白い皮を残して黄色い皮を剥き、皮と一緒に食べる。
そのほうが、酸味が抑えられてマイルドな味がする。

宮崎県は、温暖で明るい県というイメージがあるが、同時に山岳県という側面も持っており、日本最南端のスキー場がある。
仕事でよく山間地へ行ったが、高千穂や椎葉など急峻な山地に人家があり、庭先で猪を飼っていた。
出張先の宿で猪肉を食べた。
肉うどんに入っている猪肉やしし鍋である。
しし鍋は、猪肉、大根、にんじん、こんにゃく、しいたけなどを味噌仕立ての鍋にしたものだった。
猪肉は、豚肉に比べ少し野性味はあるものの、それほどクセもなくおいしかった。

その後、人から猪肉をもらったので、鹿児島の自宅でしし鍋を作ったことがある。
しょうがをたっぷり入れて臭みをとり、上と同様の材料を入れて味付けをした。
味は、まあ、クセもなくよかったのだが、家中に猪の臭いが立ち込め、強烈な野性味を発揮しているのだった。
仕事から帰ってきた妻は、その臭いに圧倒されて、しし鍋を食べようとはしなかった。


日向夏(ウィキペディアより)
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山崎麓の田の神他

2011-03-06 | 田の神
前回紹介したさつま町の山崎麓に田の神があります。


地頭仮屋門から国道を越えた麓にある田の神。
麓(武家屋敷跡)の風景と調和しています。


端正な顔の田の神です。
寛政5年(1793年)の像立です。


後姿。


これは、鹿児島市の鶴丸城跡(黎明館の裏)にある田の神です。


元々ここにあったものか、どこかから持ってきたものかわかりません。

黎明館の裏には、鹿児島の代表的な田の神のレプリカが4体あります。

加治木町日木山上(里)の田の神(レプリカ)。


日木山上(里)の田の神の本物。


吾平町上名中福良の田の神(レプリカ)。


姶良町平松触田の田の神(レプリカ)。


郡山町茄子田の田の神(レプリカ)。


茄子田の田の神の本物。
本物は、右手のメシゲが折れています。
やはり、本物のほうが味わいがあります。
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山崎麓

2011-03-04 | 史跡
さつま町山崎の山崎麓を訪ねました。
山崎小学校の付近です。


山崎小学校前の通り。
道路の右が地頭仮屋跡です。


地頭仮屋跡の門。


玄徳寺。
前に石橋があります。


玄徳寺門前橋。


地頭仮屋跡から国道328号を渡り、東へ行きます。
山の麓に玉石の石垣が続いています。


武家門がありました。


石塀が続きます。


ここにも武家門がありました。


石柱の門の家です。


石柱の門が残る屋敷跡。


この屋敷跡に、手押しポンプが残されていました。

(いつか、手押しポンプを探しているとコメントくださった哲人さん、ここにありました。門に「知識」の名前があります。)
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藤川天神の臥竜梅

2011-03-02 | 巨樹・古木
2月27日、薩摩川内市東郷町の藤川天神にある臥竜梅を訪ねました。


園内は店が出て、大勢の人で賑わっていました。


臥竜梅。
竜が地に臥せたような梅です。


菅原道真は、大宰府に流された後、この地へたどり着き、余生を送られたという伝説があるそうです。


道真公お手植えの梅が繁茂し、枝が地中に埋まり、根や新芽を生じて現在に至ったそうです。


臥竜梅の花。


七分咲きといったところでした。
食事や梅見酒をする人がいました。


藤川天神の参道です。
ここにも梅が咲いていました。


参道にあるイチョウの古木。


藤川天神(菅原神社)。
菅原道真を祭る神社です。


神社の前には、桜が咲いていました。


ツンの像。
藤川の前田善兵衛が飼っていた猟犬で、西郷さんに贈られたものです。
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