鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

慈眼寺公園(1)

2014-03-12 | 石橋

鹿児島市下福元町の慈眼寺公園は、史跡や石橋があり、いい散策コースなので時々訪ねます。

 

慈眼寺跡。

慈眼寺は、今から1400年前、百済の僧日羅によって開基されました。明治2年の廃仏毀釈により焼失しました。

 

対の仁王像があります。これは阿像。

 

吽像。

廃仏毀釈により、どちらも両腕が欠けています。

 

崖の下から水が湧き出ている酒水の井戸。水質がよく、酒造に用いられてきました。

 

和田川に架かる遊仙橋を下流から見たものです。酒水の井戸の隣にあります。

 

遊仙橋の上流にある桁橋。上流から見たものです。

 

前の橋の隣に池があり、そこに架かる桁橋です。

 

稲荷神社。手前は石橋の稲荷橋です。

 

稲荷橋のたもとにある石像。

 

稲荷橋を上流から見たものです。

 

澄心橋を下流から見る。

 

和田川沿いに遊歩道があり、ここを上流へ進みます。

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紫尾の田の神他

2014-03-10 | 田の神

さつま町の田の神を紹介します。

 

紫尾小学校の南の井出原というところにある、紫尾の田の神です。

2体の田の神が、いろいろな碑と一緒にあります。

 

修験僧型の田の神です。宝永二年(1705年)の刻銘があり、刻銘があるものとしては県内最古のものだそうです。

頭部と右腕の一部が欠けています。

 

僧型の田の神です。これも頭部が欠けています。

 

馬頭観音です。

 

前の写真の内部にある馬頭観音の像。

 

仏像もあります。

 

紫尾の田の神から紫尾小学校へ向かうと、道路脇に田の神があります。

 

大きな石の中に彫られています。

 

顔は風化してはっきりしません。体は赤く塗られた跡があります。

 

柊野にある田の神です。田園地帯の中にあります。

 

舟形に彫られた石の中の田の神です。

 

膝に両手を置いた坐像です。

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桜島大根他

2014-03-08 | 食べ物

2月のことです。知人から桜島大根をいただきました。

 

本場の桜島で収穫したものです。大根も大きいですが、葉も大きいです。

 

ブリ大根にしていただきました。桜島大根は煮崩れしにくく、ブリとよく合います。

たくさん作って、おすそ分けしました。

 

せっかくなので葉も料理しました。湯がいてから油でいため、醤油、みりん、砂糖、唐辛子で味付けします。

 

葉を水にさしていたら花が咲きました。大根と花の両方楽しめました。

 

別の日、自宅でパン作りをしました。

材料は、強力粉、砂糖、塩、スキムミルク、バター、ドライイーストです。

砂糖は種子島産、塩は沖縄産です。

 

計量した材料と水をホームベーカリーに入れます。

 

3時間少々で、パンが焼きあがりました。

 

焼きあがりのパンは、ふわふわして、買ったパンよりずっとおいしかったです。

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知覧の武家屋敷(2)

2014-03-06 | 史跡

知覧の武家屋敷を続けます。

 

佐多美舟邸の庭園です。

 

ここの屋敷にも、雛飾りがありました。

 

佐多民子邸の庭園です。

 

庭の手水鉢。大きくて変わった形です。中に、お金を投げ入れています。

 

屋敷内では、無料雛づくり体験が行われていました。

 

佐多直忠邸の庭園です。

 

旧高城家住宅に入ると、田の神が迎えてくれました。

 

旧高城家住宅。ここも知覧型二ツ家です。左がオモテ。

 

森重堅邸の庭園です。

 

知覧の武家屋敷で、池に水がある屋敷はここだけだそうです。大きな鯉が泳いでいました。

 

武家屋敷見学を終え、大通りに出ると英国館があり、庭に2階建てバスがあります。

 

ホタル館富屋食堂。特攻隊員が利用していた富屋食堂を再現したものです。

中には特攻隊員の遺書や、食堂のおばさん鳥濱トメさんと特攻隊員の交流が展示されています。(館内写真撮影禁止)

ホタル館というのは、特攻隊員がホタルになって帰ってくるという逸話によるもので、「ホタル」という映画になっています。

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知覧の武家屋敷(1)雛祭り

2014-03-04 | 史跡

知覧で雛祭りが行われているので、見に行きました。

 

 

武家屋敷の本馬場通りです。

 

西郷恵一郎邸の武家門です。

 

西郷邸の庭園。イヌマキがきれいです。

 

ここの屋敷に、豪華14段の雛人形が飾られています。

 

多くの雛人形たちです。

 

鎧。試着が出来ます。

 

平山克己邸の庭園です。背後の山を借景としています。

 

平山亮一邸です。

 

平山亮一邸の庭園。ここも背後の山を借景としています。

 

知覧型二ツ家。

居住用のオモテと、台所のあるナカエが合体した造りで、手前がオモテです。

 

オモテの内部。

 

ここにも雛人形が飾られていました。

雛人形は、武家屋敷だけでなく商店街にも飾られていて、町全体で雛祭りをやっています。

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犬城海岸の粘土

2014-03-02 | エッセイ

私が6~7歳の頃、皮膚病にかかったことがあり、父は

「犬城(いんじょう)に粘土を採りに行こう」

と言った。

犬城は種子島の東海岸にあり、海蝕崖が続き、馬立の岩屋という洞窟がある風光明媚なところである。

私の実家からは十数キロメートル離れている。

 

当時、犬城までの道路は整備されておらず、もちろん自家用車などない時代だった。

遠出するときや重い荷物を運ぶときは、いつも馬だった。

私は馬の背中に揺られ、父が手綱を引いて、山道を犬城まで行った。

 

犬城海岸の粘土は、波打ち際の崖の下にあった。

私は腰まで海水に浸かってその場所まで行き、父が粘土を採取する様子を眺めた。

かますに詰めた粘土を、馬に背負わせて帰った。

帰りは私も歩き、父は手綱を引くこともせず、馬が歩くのに任せた。

馬は、おとなしく私たちと一緒に歩いた。

 

粘土を袋に入れて風呂に浸け、泥湯にして入った。

数回入ると、私の皮膚病は治った。

皮膚病に効く温泉成分が粘土に含まれていたものだろう。

犬城海岸には今でも行くことがあるが、今となっては、その粘土を採取した場所を特定することはできない。

  

犬城海岸。洞窟は馬立の岩屋。(以前撮影したもの)

 

洞窟内から海を見る。

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